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京王新宿店で「富山県・長野県の物産と観光展」初開催−ブラックらーめんvs戸隠そば
(2013年09月27日)
京王百貨店新宿店の7階大催場で9月26日(木)より、「富山県・長野県の物産と観光展」が開催された。
【画像】長野県「山故郷(やまざと)」が提供するイートインメニュー
同展は、現在開通している北陸新幹線の東京・長野間の先、長野〜金沢間が2015年春に延伸開業されるのを記念し、富山・長野両県が提携して行う初めてのコラボ物産展。都内でも初の開催となり、同店でも隣り合う2県のみの物産展は今回が初めてだという。会場には65店(うち食品は46店)が出店し、約9割が同店初登場となる。
見どころは、イートインに登場する富山「ブラックらーめん」と長野「戸隠そば」の「麺」対決。富山「麺家いろは」は、秘伝の魚醤(ぎょしょう)に、富山湾の海洋深層水とシロエビの殻干しなどから作る魚介系スープを合わせた「富山ブラック黒醤油らーめん」(味玉入り、840円)を提供。長野「戸隠そば 山故郷(やまざと)」は、戸隠の良質のそばの実を使い、円形のざるに盛り付けた“ぼっち盛り”が特徴の「ざるそば」(788円)と、標高1000メートルで育つ戸隠高原野菜(モロッコインゲンやズッキーニ、ツルムラサキなど)とエビを使った「天ぷらざるそば」(1,470円)を提供する。
富山県からは、富山湾の海の幸を使ったご当地グルメが登場。富山県鮨商生活衛生同業組合が登場し、シロエビやノドグロなど秋の旬のネタを使った「富山湾鮨」(2,500円)をイートインで提供。「味匠魚甚」は、富山湾特産のシロエビを天ぷらにした「白えび踊り揚げ」(60グラム840円)を実演販売する。
富山を代表する郷土料理「ますの寿し」を食べ比べできる。駅弁大会で人気の老舗「源」は富山産の米に特製ブレンドの酢を合わせ、身の厚いマスをのせた「特選ますのすし」(1,700円)を、同店初登場の「あるぺん村 寿司工房大辻」は富山県産コシヒカリと、マスをたっぷり使った「炙(あぶ)り小マス」(1,500円)を、それぞれ実演販売する。
一方の長野県からは、栗(くり)や柿(かき)など山の幸を使ったご当地スイーツや、信州和牛を使ったご当地グルメが登場。スイーツでは、老舗「小布施栗菓製造」の、入手困難なため「幻のまんじゅう」と呼ばれる、栗餡(あん)のなかに栗が丸ごと1粒入った大きなまんじゅう「栗福」(252円、1人5点限り)をはじめ、下伊那郡「愛情宣言」のお取り寄せグルメサイトでグランプリを獲得したという、特産の市田柿の干し柿に国産バターを挟んだ「市田柿ミルフィーユ」(100グラム=1,050円、各日限定120点)、軽井沢の老舗「ミカド珈琲店」の軽井沢店オリジナルメニュー「モカソフト」(300円)と、コーヒーゼリーの先駆け「モカゼリー」(480円)を、それぞれ販売する。
長野の手作りハム・ソーセージを扱う精肉店「コイズミデリカテッセン」は、「信州和牛A5ランクうちももローストビーフ切り売り」(100グラム=1,575円)や、信州「くらしな豚」を使ったハムやソーセージを販売。「信州和牛メンチカツ」(210円)も実演販売する。
会期は10月1日(火)まで(最終日は17時閉場)。
京王百貨店新宿店
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