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どら焼きスイーツ「さやどら」

　中島大祥堂が9月26日（木）より、あべのハルカス近鉄本店のタワー館地下1階「スウィーツイベント」に期間限定出店し代表商品「さやどら」を販売する。

【画像】丹波栗を使ったどら焼きスイーツ

　中島大祥堂は1912（大正元）年創業の、主に卸販売をする半生菓子メーカー。オリジナルブランドとして和菓子「聴松庵三笑」、洋菓子「Danke」を展開。昨年は創業100周年を機に社名を冠した菓子ブランド「中島大祥堂」を立ち上げ、ネットショップで展開する。

　同ブランドの代表商品、どら焼きスイーツ「さやどら」（1個250円）は、4月中旬に広島で行われた「全国菓子大博覧会」（＝ひろしま菓子博2013）出展のため、丹波市と大阪総合デザイン専門学校生の産官学連携で共同開発されたもの。「豆さや」をヒントに、「丹波産大納言小豆」を使った粒入り餡玉と沖縄県産黒糖入りホイップクリームをホワイトチョコレート掛けのクレープにのせ、宇治抹茶を練り込んだスフレ生地で包んだ和洋折衷スイーツ。「見た目とおいしさや食感の両立を追求し試作を重ねた自信作で、いろいろな食感が楽しめるのが特徴」と同社商品開発部の川井美保さん。「大切な方と過ごす時間に、彩りを添えるような新しく、安全でおいしいお菓子をお届けできれば」とも。

　「ひろしま菓子博」で限定販売し、連日1000点を完売するなど好評を得た後、そごう神戸店にも今夏限定出店。同品に加え、ココア風味のスフレ生地で大粒の丹波栗（ぐり）と丹波栗のクリーム、ホイップクリームを包み、栗1粒分をトッピングした「くりどら」（480円）も販売し、30〜40代の女性を中心に好評を得た。「ウェブショップを展開しているが、催事をきっかけに直接お客さまとの接点を増やし、より多くの方に弊社のことを知っていただきたい」と、今後も百貨店などの催事出店を進めていくという。

　あべのハルカス近鉄本店では、「さやどら」に加え、「くりどら」（各日限定50点）も販売する。

　次は阪神梅田本店の地下1階「スイーツギャラリー」に期間限定出店（10月16日〜22日）し、阪神限定の「さやどら」アレンジ商品を販売する予定。

中島大祥堂あべのハルカス近鉄本店