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「マンマの食堂」が提供する「カラマーリ（スルメイカ）の詰め物」

　阪神梅田本店は9月25日（水）より、「阪神のイタリア市場（メルカート）＆イタリアワイン祭」を8階催場で開催する。

【画像】老舗ワイナリー「フレスコバルディ」社が販売する自社ワイン6本入り

　今展は、イタリア最南端・カラブリア州の「マンマ」料理を、気軽な立ち飲みスタイルのイートスタンド「バールスタンド広場」で提供するほか、イタリアの伝統菓子やジェラート、パンなども取りそろえる。併催する「イタリアワイン祭」では過去最大となる全20州、約300銘柄を展開。全種を試飲販売するほか、7つのワイナリーから生産者が日替わりで来店する。

　イートスタンドで楽しめる「マンマ」料理は、「人と土地と食卓」をテーマとするフリーマガジン「イタリア好き」とコラボ展開。誌面の1コーナー「マンマのレシピ」に登場するカラブリア州に住むアニータさんが来店し、アニータさんのレシピを神戸・岡本のイタリアン「カヴァルッチョ・ヴェルデ」坂本昌三シェフが再現する「マンマ食堂」が登場する。

　カラブリアは海も山も近く、イタリア国内一の唐辛子の産地でもあるためスパイシーな家庭料理が特徴という。登場する料理は、スルメイカにゲソやパンなどを詰めて焼き上げた「カラマーリ（いか）の詰め物」（1杯420円）をはじめ、ロングパスタにソーセージ入りトマトソースをかけた「サルシッチャソースのカサレッチェルンゴ」（150グラム＝420円）、豚肉と地元名産の唐辛子を熟成させたピリッと辛い“ンドゥイヤ”を使ったカラブリアオムレツ「ンドゥイヤと赤玉ねぎのフリッタータ」（1切378円）、衣にアンチョビーを加えたジャガイモのフリット「クレスペッレ（アンチョビ・フリット）」（100グラム＝315円）など8種類。7階キッチン用品売り場ではレシピの実演イベントも行う。

　「イタリアワイン祭」での注目は、トスカーナ州に9つのワイナリーを持つ「フレスコバルディ」社。700年以上にわたり家族経営でワイン造りを行い、伝統を重んじながらも最新の技術も積極的に挑戦しているトスカーナを代表する生産者だという。

　会場では、アメリカのワイン雑誌で1位を獲得したことがあるという「ニッポツァーノ・キアンティ・ルッフィーナ・リゼルヴァD.O.C.G’09」（赤、フルボディ、750ミリリットル＝2,730円）のほか、青リンゴ風味が爽やかな「ポミーノ・ビアンコD.O.C’11」（白、辛口、2,205円）、世界的に評価が高いという「ブルネッロ・ディモンタルチーノ・カステルジョコンドD.O.C.G’07」（赤、フルボディ、6,300円）などを販売。「カステルジョコンド」を含む「フレスコバルディ社ワイン6本セット」（1万5,750円）も先着限定100点で販売する。

　会期は10月1日（火）まで（最終日は17時まで）。

阪神梅田本店