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新物三大サーモン鮨（千歳/佐藤水産鮨）

　東武百貨店池袋店の8階催事場で9月19日（木）より、恒例の人気物産展「秋の大北海道展」が開催される。会場に出展する店舗数は約80店。

【画像】東武専用温室で育てた「はこだて恋いちご」を使った東武限定スイーツ

　今展は、北海道の中でも温暖な気候の中、とりわけ農業が盛んな道南地区に焦点を当て、生産者と開発した東武限定品を展開する。人気が高い実演販売の「贅沢（ぜいたく）づくし弁当」に新作が登場。すしやラーメンのイートイン、道南で捕れた新鮮なイカや巨大舟形水槽での活ガニ・ボイルガニの販売など、同展でしか味わえない限定品などを多数用意する。

　年間約60日間北海道内を巡り、新たな産品・グルメを追い求めている催事企画担当の堀越昇マネジャー。今回焦点を当てた道南地区について、「今、熱い地区。今後、北海道の食を変えるかもしれないほど良い出来の食材がある」と話す。そうした中で注目したのが、爽やかな甘さがあり、1粒約50グラムと大粒タイプの「はこだて恋いちご」と、甘みと酸味のバランスが絶妙だという「北斗市六輪村のトマト」。いずれも東武専用のハウスで栽培したものを販売する。

　「はこだて恋いちご」を使った東武限定品では、富良野市「菓子工房フラノデリス」が販売する「はこだて恋いちごのよくばりタルト」（1ホール1,470円、各日限定300点）や、札幌「七福」が販売する「はこだて恋いちごと十勝小豆のクリーム大福」（315円、各日限定500点）のほか、ブリュレ、ジャムパン、パンケーキ、イチゴを削り練乳をのせたスイーツなどを販売。「北斗市六輪村のトマト」を使った東武限定品では、札幌「どさんこセレクト」が販売する「大地のピッツア『りんか』」（2枚入り＝840円）をはじめ、トマトの漬物、カクテルのレッドアイなどをそろえる。

道南食材の東武限定品ではほかにも、「王様しいたけ」を使ったフィッシュフライドケーキ、甘みの強い「くりりん」カボチャを使ったソフトクリームケーキ、「たまふくら」枝豆を使った豆乳シフォンケーキなどが登場。

　道南で、その日の朝に水揚げされそのまま空輸し夕方に販売する産直の「朝獲れ（どれ）イカ」（2杯501円）も登場する。毎日17時から販売する予定だが、今月22日・23日・29日と10月1日の入荷はない。

　東武限定「贅沢づくし弁当」には、2種類の新作弁当がお目見え。千歳「佐藤水産鮨」が実演販売するのは、時鮭（ときしらず）や秋ザケ、紅ザケのスモークサーモンやルイベ漬けと新物サーモンに、イクラ、ウニなどを盛り付けた「新物三大サーモン鮨」（1折1,575円、各日限定150点）。木古内町「ヤママル成澤水産」の、ホッキ貝や青ツブ貝、アワビ、シロ貝、ホタテ、カキにウニを添えた「貝づくし弁当」（1折2,100円、各日限定100点）も実演販売する。併せて、4種類のエビ入り弁当や3種類のホタテ入り弁当も登場。

　初日〜同25日のラーメンイートインには、元ボクサーの内藤大助さんがプロデュースした札幌のラーメン店「麺屋べんべ」が道外初出店。鶏ガラとカニのだしのスープに中太縮れ麺を合わせ、ワイガニ入りのあんをかけた「かに塩ラーメン」（851円）を提供する。会期中、内藤さんも来場し接客を行う予定。

　会期は10月1日（火）まで（最終日は18時閉場）。

東武専用ハウスで育てた「北斗市六輪村トマト」を使った東武限定グルメ（関連画像）東武百貨店池袋店