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そごう千葉店にワイン&洋テイストの「ワールドグルメ」コーナー
(2013年06月24日)
そごう千葉店の地下1階食品売り場に6月上旬、「ワールドグルメ」がオープンした。
【画像】「ワールドグルメ」の洋テイストの美味を集めたコーナー
以前はギフト相談や一時預り、キッチンインテリア雑貨とワイン売り場が併設されていた同売り場だったが、ワインのデーリー需要が定着し、千葉県は東京・大阪などの都市部に次いで全国6番目のワイン消費県(2009年国税庁統計)であること、昨年秋にそごう横浜店がワイン売り場を強化し好調であることを背景に、ワインの品ぞろえを強化。「ちょっとぜいたく」「毎日こだわり」をキーワードに、ワインやチーズ、パスタなどをそろえた「世界のおいしさを味わえる全く新しい売り場」を誕生させた。ワインの拡充と、ウイスキー、ビールなども含めた洋酒に合う洋テイストの商品をワールドグルメ内に展開することで「利用客の買い回りを狙う」と店食品部酒担当の山田誠さん。
ワイン売り場で取り扱う本数は14カ国、約7000本。今回初めて導入した蔵元直送ワイン専門店「ヴィノスやまざき」のワイン約160種類、約500本も含め、デーリーワインを中心とする多彩なラインアップで、「千葉県一の品ぞろえになった」という。
コンセプトは「食べる楽しみが広がる体験型ワイン売り場」。売り場にはソムリエとワインアドバイザーなど専門資格をもつ販売員を配置し、商品の説明、条件や用途、好みなどに合わせたアドバイスを行うコンサルティング・セールスを展開。ワインをあまり知らない利用客も選びやすいよう、従来の国別商品展開から、「すっきり白」「コクあり赤」「甘口ワイン」などの味わい別商品展開へと変更した。「広い通路でゆったりとくつろぎながらお好みのワインを探していただけるようにした」と山田さん。ワインを気軽に試飲できる「テイスティング・カウンター」も設け、「スパークリングワイン特集」(7月1日まで)、「スペインワイン特集」(7月2日〜8日)、「フランスワイン特集」(7月9日〜15日)などを予定する。
売り場の一部ではウイスキーやブランデー、中国酒、世界各地や日本の地ビールなども取り扱い、総本数は約500本。うちウイスキー・リキュール類で10カ国、約80種類を展開する。
ワインなどに合わせる洋テイストの商品には、イタリア・ボローニャの老舗食料品店「タンブリーニ」が初登場。熟成生ハムやナポリサラミ、チーズ、オリーブオイル、果実のオイル漬けと約20種類を展開する。価格帯は1,000円〜5,000円。
ほかにも、フランスのオリーブオイル専門店「O&CO.(オーアンドコー)」、多彩なチーズを取りそろえる専門店「ブリアサヴァラン」、南仏プロバンスの蜂蜜やジャム、ドレッシングを展開する「セラタステ」などを展開。
今回の改装では、同フロアのセブンプレミアムコーナーを挟み、対角線上に位置する日本酒・焼酎の売り場も銘柄を充実させた。「ワールドグルメ」が洋酒と洋テイストの商品に対し、こちらは日本酒と和テイストの商品をそろえる。
中でも、全国の「おいしいもの」を集めた「平翠軒」も拡充し、倉敷の本店に迫る約800アイテムを展開。「酒のさかな」だけでなく「毎日のおかず」を提案する。利用客の評判は良く、「50代以上の従来のお客さまに加え、品ぞろえの豊富さから30〜40代のお客さまが増えた」結果、売り上げが前年比約3倍になったという。
「酒を選ぶ時に一緒に楽しめる売り場へと育てていきたい」と意気込みを見せる山田さん。新たな顧客の掘り起こしを狙う。
「ワールドグルメ」の洋酒コーナー(関連画像)拡充した食のセレクトショップ「平翠軒」店頭(関連画像)そごう千葉店
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