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阪神デパ地下人気ナンバー1候補の「阪神名物 いか焼き」

　阪神梅田本店が5月15日（水）、地下1階の食品売り場全体を巻き込み「阪神の食品総選挙」を始めた。

　今年4月、グランフロント大阪が開業し梅田周辺の集客力が高まる中、新規顧客獲得に向けた企画。食品売り場に出店する約200店が参加し、利用客が応援したい店や商品に投票。デパ地下グルメのナンバーワンを決める。

　同店では2011年10月、「秋の阪神祭」の一環として和洋菓子売り場で秋の食材を使ったスイーツをそろえた「スイーツ総選挙」を行った。今回は「阪神食品館」全体で初めて行い、食品売り場を盛り上げる。

　企画開始の初日から、鮮魚や精肉などの生鮮売り場からの「生鮮党」、洋菓子売り場からの「洋菓子・ベーカリー党」など各バイヤーが各自の「政党」となる売り場や店舗を回り、応援演説などを予定。各売り場では「買い得品」などを用意するほか、人気商品や話題の商品で「ナンバーワン」の座を狙う。

　人気の高い「阪神食品館」には、1日約1万枚売れているという「阪神名物 いか焼き」（1枚147円）をはじめ、「ガトーフェスタ ハラダ」のラスク、「551蓬莱」の豚まんなど行列の絶えない人気店・人気商品がめじろ押し。洋菓子売り場では丹波の素材を使ったスイーツで定評のある「TAMBA FU-DO」の丹波黒豆きな粉と米粉を使った新感覚バームクーヘン「丹心」を、和菓子売り場では初夏に合わせ、ひんやりしたおいしさが楽しめる「かむろ」の「冷（れい）みたらし」を、それぞれ打ち出す。

　期間中、鮮魚売り場では「かつお祭」を開催。和歌山県で地域ブランド登録商品となり、「カツオの王様」とも呼ばれている「すさみケンケンカツオ」の試食を行い、精肉売り場では常時15種類のタレ漬け肉を販売する。和洋酒・グロッサリー売り場では、阪神とワインメーカー共同による限定店「メェヴァン」からワインに合うチーズを、ワインの試飲も交え紹介。

　投票期間は今月26日（日）まで。選挙結果は6月5日（水）〜11日（火）、同フロア各所で発表。投票した利用客を対象に抽選で賞品が当たる企画も用意する。

阪神の食品総選挙阪神梅田本店