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とらやの「小形羊羹『珈琲』」が5年ぶりに復活−期間限定販売へ
(2013年05月13日)
老舗和菓子店「とらや」は5月13日(月)、気軽に楽しめるサイズの練りようかんとして人気の「小形羊羹」に「珈琲」を復活させ、全81店(パリ店を含む)で期間限定販売を始めた。
1963(昭和38)年に誕生し「斬新な和菓子」として愛されながらも、2008年3月に販売を休止した「小形羊羹 『珈琲』」。誕生から50年を迎える今年を機に、味わいとパッケージをリニューアルし、5年ぶりに店頭に並ぶ。
以前はブルーマウンテンとキリマンジャロを使っていたが、今回は香り高く、まろやかな風味が特徴のコロンビアコーヒーに変更。「風味を損なわないよう、多品種のブレンドではなく、コロンビアコーヒーを100%使っている」(虎屋広報課の奥野容子さん)という。さらに、「小豆餡(あん)だけだと小豆の色や風味が強くなってしまうため、白餡(しろあん)を混ぜてコーヒーを加えることで、小豆とコーヒーの風味がバランスよく感じられるよう調整している」とこだわりを見せる。
パッケージは、白地にコーヒーをイメージした茶色と、コーヒーチェリーと呼ばれるコーヒーの実をイメージした赤のボーダー柄、期間限定のイベントらしくにぎやかなデザインに仕上げた。
今回の販売を機に「とらや」では、イタリアン・バール「バール・デルソーレ」を手掛け、日本におけるバリスタの第一人者の横山千尋さん監修による、「小形羊羹 『珈琲』」のアレンジメニューを考案。「例えば、赤ワインやアイリッシュウイスキー、ブラックルシアンといったお酒に合わせる、または一手間加えたデザートに仕上げる」(奥野さん)など、『父の日』ギフトやパーティーなどでも楽しめる食べ方まとめたカードを配布するという。
今回の「珈琲」に加え、定番の「夜の梅」「おもかげ」「新緑」「はちみつ」「紅茶」、空港限定「空の旅」 京都限定「白味噌」「黒豆黄粉」と全9種類を展開する「小形羊羹」。店頭では詰め合わせもできる。
価格は1個210円。6月下旬までの販売予定。
とらや
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