デパチカドットコム

写真を拡大

イートインに初登場する「宇和島鯛めし丼」（愛媛/ほづみ亭）

　小田急百貨店新宿店の本館11階で3月20日（水・祝）より、四国の名産品と工芸品を集めた「四国の物産展」が開催される。期間中、食品だけでも約50店が出展する。

【画像】土佐清水産サバを1尾丸ごと使った高知「味劇場 ちか」のすし

　今回の見どころは初登場の四国グルメ。香川「天勝」の瀬戸内海で捕れた穴子「べえすけ」を使った棒ずしをはじめ、愛媛「藤岡農園」の伊予カン、徳島「八百秀商事」の鳴門の生ワカメ、高知「沖の島水産」の一本釣りのカツオをわらで焼き上げた漁師流たたきなど10店以上が集結。日替わりサービスも行い、人気の味や話題の味が数量・販売日限定で登場する。

　イートインには、愛媛の郷土料理店「ほづみ亭」が初登場し、愛媛県産のタイの切り身をご飯にのせ、だしを掛けて味わう郷土料理「宇和島鯛めし丼と春の小鉢」（1,260円、各日限定50点）を提供。香川「もり家」の春野菜の天ぷらを添えた讃岐うどんや、高知「くれ竹」の土佐名物・カツオのたたきの丼も用意する。

　初登場の高知「味劇場　ちか」が販売するのは「焼きさば姿ずし」（1,680円）。1尾35センチ以上という、脂がのり肉厚な土佐清水産サバを丸ごと棒ずしに仕立てた一品だ。

　初登場の愛媛「清光堂」も名産の愛媛みかんを丸ごと使い、大福餅で包んだ「一福百果まるごとみかん大福」（388円）を販売する。あふれる程の果汁と爽やかな味わいが特徴。

　初登場スイーツでは、高知「城西館」が販売するロールケーキ「銀不老ロール」（長さ約15センチ＝1,300円）に注目。大豊町で唯一生産されている希少な「銀不老豆」は、同町の八坂神社境内で祈願（健康と長寿）済みの豆を使用。ブラックココアと粉末にした銀不老豆、竹炭を使い、しょうゆを隠し味にしたスポンジ生地で、クリームとしょうゆを隠し味にした銀不老豆のミルク餡を巻き上げたもの。徳島県特産のサツマイモ「なると金時」と和三盆糖、鳴門産の塩を使い、甘さを抑えた食べきりサイズの芋ようかんを寒天でサンドした、徳島「阿波之里」の「なると金時生プリようかん」（315円）も初登場。

　そのほか、愛媛のじゃこ天や抹茶がたっぷりかかった大福、徳島・半田手延べ麺、香川の和三盆を使った干菓子、高知産フルーツトマトのジュースなど、これまでの同展で人気の味も続々登場する。

　会期は今月26日（火）まで（最終日は17時閉場）。

高知・大豊町特産の希少な「銀不老豆」を使った開運・招福スイーツ（関連画像）小田急百貨店新宿店