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大丸東京店は4月19日（水）より、30年以上続く名物催事「第69回 世界の酒とチーズフェスティバル」を8階催事場で開催する。同フェスでは、フランス、イタリア、ドイツ、オーストラリアなどを含め世界15カ国のワインを扱うが、今回は、ヨーロッパ東南のルーマニアとウクライナの間にあり、世界最古のワイン生産地域の一つであるモルドバ共和国産のワインも初登場。会場では、フランスで「プロヴァンスの宝石」と称される限定品「シャトー・ヴィニュロー’96」（赤＝4､176円、限定300本）など、熟成を重ね「飲み頃」となった1996年ものや2003年フランス・ボルドー地方の新着品などに加え、チーズ約50種類を特別価格で提供、国内外のビールも出店。恒例となった試飲も、連日約150種類、合計約650種類を用意する。会場は国別、地方別、ドイツの古酒特集、地ぶどう品種の飲み比べ特集など約40のブースに分かれているため、ワイン上級者やマニアだけでなく、初心者にも分かりやすく購入しやすいのが特徴。さらに、入手困難な古酒や高級ワイン約40種類をグラス1杯（約40ml）＝1,350円から味わえるワインバーや、約10種類の生ビールを1杯（約250〜330ml）＝500円で試飲できるビールコーナーも併設する。また、ドイツ・モーゼル地区の厳しい労働環境を支援するため、3本のぶどうの樹のオーナーになり、その年栽培・醸造されたワイン5〜6本を翌年に受け取る「ぶどうの樹3本のオーナー」の募集も行う。価格は、1年契約で一口10,500円（先着500名）、そのうち500円はワインを学ぶ学生のための支援金として、世界三大ワイン学校の一つとなるドイツ・ガイゼンハイム大学に寄付される。同25日（火）まで。

大丸東京店