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イートインで味わえる、鶏ガラスープ×日本そば「会津地鶏そば」

　京急百貨店は3月7日（木）より、東北6県のグルメを集めた「大東北展」を7階の催事場と新・横浜家族の店で開催する。

【画像】藩公の文庫印「会津秘府」を写した会津銘菓

　3.11を挟み行う同展。「昨年は震災後から1年目ということで、復興を応援したいというお客さまでにぎわった」と食品催事担当の荒井祐一さん。「今回も復興応援のエールを込め開くので、一人でも多くのお客さまが東北の品をご購入いただき、復興の後押しをしていただければ」

　会場には山形県産スペアリブをはじめ、岩手の前沢牛ロースステーキ、青森の陸奥湾焼きホタテ3色弁当、宮城銘菓「萩の月」、福島の郡山銘菓など東北各地のご当地グルメを展開。東北各地の銘酒を集めた銘酒バーも併設する。同展では、大河ドラマ「八重の桜」の舞台、福島・会津若松に焦点を当てて話題の味や銘菓、銘酒を取りそろえるほか、ドラマと連動したパネル展やイベントを行う。イートインや実演販売も含め、出展店数は63店（うち食品は45店）。

　注目の会津特集では、会津のご当地グルメがイートインで楽しめる。初登場「会津磐梯そば 明神亭」が提供するのは、会津地鶏で取った鶏ガラスープにそばを組み合わせた郷土の味「会津地鶏そば」（1,155円）。

　会津銘菓では、「上菓子司 会津葵」が「かすてあん会津葵」（2個入り＝401円、5個入り＝1,001円）を販売する。きめの細かいカステラ生地に上品な甘みのこし餡（あん）を入れて焼き上げた菓子で、表面にある押文様は藩公の文庫印「会津秘府」を写したものだという。

　「串鶴」は会津地鶏や豚、野菜を使った串カツを実演販売するほか、「元祖 輪箱（わっぱ）飯 田季野」はキノコのわっぱ飯を販売するなど、会場には会津ならではの美味を並べる。

　イートインには青森や秋田の味もお目見え。青森の地魚が食べられるすし食堂「魚っ喰いの田（さかなっくいのでん）」では近海で捕れたホタテやエビ、イカ、イクラ、貝類など青森の海の幸を盛り付けた「あおもり海鮮丼」（1,680円）を提供。秋田「レストラン ポートワン」は日本三大地鶏の一つといわれ、コシと弾力が特徴の比内地鶏を使い、フワフワ＆トロトロに仕上げた「比内地鶏親子丼」（みそ汁、いぶりがっこ付き、951円）を提供する。

　会場に併設する「銘酒バー」では、田酒（青森）や南部美人（岩手）、出羽桜（山形）、阿櫻（秋田）、金寶（福島）、浦霞（宮城）など各地の銘酒約60種を展開。好みの銘柄を3種選び、有料で試飲できる。価格は800円〜（1杯約30ミリリットル×3種、酒によって価格は異なる）。つまみには、ホヤの一夜干漬けやハタハタの姿焼きなど各県の酒に合う地肴（じざかな）を用意し、地酒との食べ合わせ・組み合わせを提案する。

　会期は同13日（水）まで（最終日は17時閉場）。

イートインで味わえる青森の海の幸を盛り付けた丼（関連画像）京急百貨店