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イートインで楽しめる「近江牛ヒレステーキ重」（近江牛 毛利志満）

　日本橋高島屋の8階催会場で2月26日（火）、近江グルメを集めた「琵琶湖夢街道　大近江展」が開催される。出展数は工芸品も含め約60店。

【画像】今展開催25回を記念した、初登場の「たねや」が手掛ける特別企画品

　毎年2月下旬のこの時期に開催される同展。会場では近江牛をはじめ、滋賀のB級グルメ「近江ちゃんぽん」、近江の名麩（ふ）「丁字ふ」などの名産品や滋賀スイーツ、地酒など滋賀県の美味を取りそろえる。今回は25回目という節目を迎えることから、特別企画品や特別限定品、日替わり特別提供品を展開。期間中、嘉田由紀子知事も来場し講演を行うほか、人気キャラのステージや和菓子教室など各種イベントも用意する。

　25回を記念した特別企画品では、近江の老舗菓子舗「たねや」が今回初登場。粒餡（つぶあん）を淡い桜色に染めた餅で包み、塩漬けのサクラを添えた「近江大福さくら」（3個入り＝630円）を販売するほか、近江米を使った香ばしい種で求肥（ぎゅうひ）入り餡を挟んで食べる代表銘菓の「ふくみ天平」（6個入り＝1,050円、〜）も販売する。

　和菓子店「叶 匠壽庵」は、滋賀県「高木ファーム」で作られた摘み立てイチゴを練乳入り白餡（しろあん）と合わせ、クズで包んだ「春たちぬ」（420円）と、「川嶋酒蔵」の吟醸酒の酒かすを使った生地の「吟醸酒粕（かす）まんじゅう」（189円）を実演販売。売り場には茶房も併設し、上生菓子付きの抹茶セット（840円）を提供。「選・和菓子職」優秀和菓子職認定の職人を講師に和菓子教室も有料で開く。

　近江牛の老舗・レストラン「近江牛 毛利志満」がイートインに登場し、近江米の上に特製のタレを絡めた牛ヒレステーキをのせた「近江牛ヒレステーキ重」（サラダ、漬物、みそ汁付き）を記念価格の2,500円（各日限定30点）で提供する。併せて、「近江牛サーロインステーキ御膳（ごぜん）」（4,200円）や「すき焼き丼」（1,050円）も展開。

　「魚治 湖里庵」もミニイートインに登場し、伝統の「鮒（ふな）寿し」をパスタ料理に仕立てた新メニュー「鮒寿しパスタプレート」（1,260円）を提案。老舗料亭「すし慶」は近江牛そぼろやイクラ、ウナギなどの食材を、近江米の酢飯にのせた彩り美しい「すし慶 贅沢ちらし」（1,575円）を実演販売する。

　会期は3月4日（月）まで（最終日は18時閉場）。

老舗「すし慶」が実演販売する25回記念商品（関連画像）日本橋高島屋