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ささらがた 桜

　老舗和菓子店「両口屋是清」は2月15日（金）、小さな棹（さお）菓子「ささらがた」の季節限定品の販売を始めた。

【画像】パッケージに入った「ささらがた 桜」

　「ささらがた」は、ようかんや餡村雨などの素材を何層にも重ね、手軽に食べられるよう小さなサイズに仕立てた、見た目と食感の両方で楽しめるのが特徴の菓子。昨年11月に顧客のニーズから食べきりサイズの菓子として誕生して以来、午前中に完売してしまう店もあるほどの人気商品になったという。

　今回「栗」に代わり、季節限定品として登場したのは「桜」。「華やかに咲き乱れる桜を3色の濃淡の餡村雨で表現」した、春らしい彩りと桜風味が特徴。同社広報の近藤美香さんは、桜の風味をしっかりと利かせるために「塩漬けの桜葉を用いて香り付けをし、ふんわりとした彩りに仕上げるため餡村雨の色加減の微妙な濃淡にも気を配った」と話す。パッケージには桜の花をポイントとしたデザインを施す。

　「まだまだ寒い日は残るものの、目で、味で、訪れる春の息吹を感じていただきたい。1個売りも行っているので小さな手土産やちょっとしたギフトとしてもご利用いただければ」と近藤さん。

　価格は1個200円。5個入り（＝1,050円）、10個入り（＝2,100円）の箱を用意し、同品のみ、または好みの定番の味を詰め合わせることもできる。賞味期限は30日。販売は4月中旬ごろまでを予定。

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