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「ユーハイム・ディー・マイスター」コラボケーキ、春の新作は「白雪姫ちゃんと七人の小人たち」
(2013年02月09日)
シーズンごとに「コラボレーションケーキ」を展開する「ユーハイム・ディー・マイスター」が現在、30回目となる春の新作を、百貨店を中心に全国22店舗で販売している。
ドイツのデザイナー集団、ペーター・シュミット・グループによるケーキデザインを、ユーハイム製菓マイスターをはじめとするケーキ職人たちが具現化するコラボレーションケーキシリーズ。初めて登場したのは2003年秋で、「ドイツデザイン」がテーマだった。以来、グリム童話やドイツのお祭りなど数々のドイツにちなんだテーマを掲げ、年3回新作ケーキを打ち出してきた。今回は節目の10年目を迎えることから「記念回にはメジャーなテーマを」と、グリム兄弟の童話で最もポピュラーな「白雪姫」選んだという。
「『白雪姫』はケーキで表現するのにちょうどいいモチーフやキャラクターが多く、ハッピーエンドが春らしい季節感にぴったり合う」(企画室の博多裕理さん)ことから、物語の5つのシーンを取り上げ5つのケーキで表現した。
ケーキは、女王が住む城に見立てた「世界でいちばん美しいのは…?」(504円)は、下段は洋ナシ果肉入りキャラメルムース、上段はプラリネ入りキャラメルクリームをサンドしたロール生地で、チョコレートの鏡をデコレーション。小人をモチーフにした「宝石堀りの小人」(504円)は、ラズベリーゼリーを忍ばせたマロンムースをチョコレートのグラサージュで包み、サクサクした食感のシュトロイゼルや抹茶風味の生クリームの小人をデコレーションする。白雪姫が仲良くなったリスをモチーフにした「森のおともだち」(525円)は、ジョコンド生地やアーモンドプラリネ、ヘーゼルナッツプラリネムースを重ねたものをチョコレートムースで包み、マカロンのしっぽやリスの顔をデコレーション。女王が白雪姫に食べさせる毒リンゴがモチーフの「女王のりんご」(525円)は、りんごとナッツのソテーにりんごムースを重ねて全体をグラサージュしたものをバウムクーヘンの上にのせた。王子に助けられた白雪姫が結婚するシーンを表現した「幸せな結末」(546円)は、オレンジとマンゴーのクリームが詰まったタルトの上に生クリームで覆ったスポンジ生地をのせ、7人の小人に見立てたイチゴと、王子と白雪姫をかたどったチョコレートプレートをデコレーションする。
同シリーズ開始当初から心掛けていたのは「着色料や添加物などを使わず、安心して食べていただけることで、幅広い年代に楽しんでもらえるよう奇をてらった複雑な味わいにはならないよう取り組んできた」(博多さん)。今回のシリーズは、誰もが知っている「白雪姫」の物語がテーマであることから、「春らしくカラフルな彩りと、5つのケーキの色や形のバランス」に気をつけた。「子どもの苦手な味を避け、想像しやすい味に仕上げる」「動物モチーフには必ず目を付ける」ことに配慮しつつ、「目で楽しみながら、食べながら物語の流れが楽しめるようなシリーズ」に仕上げた。特にこだわったのは「ケーキとしての味の構成」。さらに「流通過程で形の崩れにも注意し、ケーキの成り立ちにも気を配った」結果、今回はほぼイラスト通りのケーキが完成したという。
販売期間は5月下旬までを予定。
ユーハイム・ディー・マイスター
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