デパチカドットコム

写真を拡大

パリ本店「サロン・ド・テ アンジェリーナ」より直輸入「プラリネショコラ」

　プランタン銀座の「バレンタインフェア」が始まり、本館地下2階の「バレンタイン ショコラ マルシェ」に続き、本館5階特設会場の「ブティック ドゥ ショコラ」や本館1階イベントスペース「ル・パサージュ」、インフォメーション脇の特設スペースも1月30日（水）に開設された。

【画像】ベルギー「ピエール マルコリーニ」のバレンタイン限定セット

　今年のテーマは「Chocolat qui se merite（ご褒美ショコラ）」。「自分へのご褒美」にしたくなるようなかわいいデザインチョコレートなどを中心に、日本初上陸や同店初登場約20ブランドを含め、4会場で最大展開時には約70ブランド、700種類を扱う。

　テーマに沿った「ご褒美チョコ」では、カラフルでキュートなプリントチョコレートなど、女性目線を意識したチョコレートを展開。障害を持ちながらも夢のあるイラストを描く子どもたちと、「テオブロマ」の土屋公二シェフが手掛けるアールグレイやフランス産の蜂蜜を使ったチョコレートとのコラボによる同店初登場「レ・ザンファン・ドゥ・ソレイユ」の「hananoko」（3個入り＝1,050円〜）を販売。同じく同店初登場の、チョコレートの世界で遊ぶ妖精「キョロル」を表現したという「おめかしキョロル」（5個入り840円）なども販売する。

　日本初上陸の注目チョコは、パリ本店「サロン・ド・テ アンジェリーナ」より直輸入したチョコレート。同店限定展開となり、期間限定で1階「ル・パサージュ」には特設ショップが登場。商品はへーゼルナッツ入りのチョコレートが個包装された「プラリネショコラ」（20個入り＝2,100円）や、高品質カカオを使いブラックやミルク、オレンジ、ヌガー、ヘーゼルナッツの5種類の味わいの「タブレット ショコラ」（各840円）などをそろえる。

　事前に行ったバレンタインの意識調査から、「恋人も会社関係も友達も大事。贈る相手にかかわらず、おいしさや気持ちを共有できるシェアチョコでコミュニケーションを深める傾向」とまとめた同店。同店広報担当の飯塚久美さんは、今年のバレンタインについて「本命チョコだけでなく、義理チョコや友達へのチョコなどもそれぞれ求める要素が多様化してきた。近ごろは男性もチョコ好き、スイーツ好きが多く、知識や情報を入手していることもあり、味やフレーバー、形、デザインなど相手の好みにあったチョコを購入する傾向にある」とし、「イベントとしてバレンタインを気軽に身近な人たちと、チョコを軸に喜びや楽しみを分かち合いたいと考えている人が多いようだ」と話す。

　シェアできるチョコレートでは、「ピエール マルコリーニ」のクール フランボワーズ、アニモ キャラメル、パステルなど9種類のプラリーヌを詰め合わせた「バレンタイン　セレクション」（9個入り＝2,835円）をはじめ、同店初登場となる「ロッキーマウンテンチョコレート ファクトリー」のクリーミーなキャラメルでリンゴを丸ごとコーティングし、多彩なトッピングで食感も楽しいチョコレートスイーツ「キャラメルアップル」（1個550円〜）、「フィフスアベニュー チョコラティア」のレギュラーやシャンパン、ストロベリーの3種を詰め合わせた「生チョコセレクト」（6個入り＝2,100円）などを展開する。

　飯塚さんは過去の動向から「バレンタインデーの1週間前までは、自分用や女性同士で楽しむ用として、チョコレートの傾向全体を踏まえつつリサーチがてら購入し、1週間を切ったころから本格的な購入が始まる」と予想。9日（土）、10日（日）、11日（月・祝）の3日間をピークと見ている。

　会期は2月14日（木）まで。

「ロッキーマウンテンチョコレート ファクトリー」の斬新なバレンタインチョコレート（関連画像）【関連記事】プランタン銀座がバレンタイン意識調査−義理チョコ予算・個数ともに過去最高プランタン銀座