デパチカドットコム

写真を拡大

「ルネサンス（知の再生）」をテーマにした「セレクションボックス・ルネサンス」

　伊勢丹新宿店の本館6階催物場で1月23日（水）、チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2013」が開幕する。

【画像】「KIZUNA〜絆」をテーマに、被災地へのエールを込めた限定ボックス

　昨年の10回目を節目とし、新たな一歩を迎える11回目のテーマは「新しく生まれ変わること（再生）」を意味する「ルネサンス（知の再生）」。世界のトップパティシエやショコラティエたちが「伝統の味」を見つめ直し「原点回帰」へ流れている背景から、チョコレートにまつわる歴史や産地、テロワールに着目しつつ、さまざまな企画を打ち出す。会場には世界各地から70店以上が参加。25人以上のトップショコラティエ・パティシエも来場し、チョコレートトレンドの最先端を紹介する。

　毎回話題の「セレクションボックス」は4種類を用意。メーンとなるのは、参加ショコラティエ15人の「原点」として「カカオ」「人・職人」「土地・郷土」の3つのテロワールを表現した「セレクション・ルネサンス」（15粒入り＝6,930円）。ボックスデザインは、デザイナーの佐々木悟郎さんがサンドロ・ボッティチェリの「ビーナスの誕生」をモチーフにしたイラストをステレオ印刷で仕上げた。ショコラティエ10人の起点となった「受賞ショコラ」を、パリ　サロン・デュ・ショコラの主催者であるフランソワ・ジャンテさんデザインの限定ボックスに詰め合わせた「セレクション・レ・メダイエ」（10粒入り＝5,040円）や、ミルクチョコレートの「セレクション・レ」（3,780円）、東日本大震災の被災地へのメッセージが込められた「チャリティBOX」（2,415円）も販売する。

　今回初上陸するのは2ブランド。パリで話題のパティシエが古典菓子を追求した新ブランド「セバスチャン・ゴダール」は、シンプルなプラリネやタブレットを中心とした商品を展開。もう一つはM.O.F.ショコラティエのパティスリーショコラティエ「フレデリック・アヴェッカー」で、スペシャリテの「ショコラの旅」をテーマにしたチョコレートやクリスマスシーズン限定チョコレートなどを販売する。

　人気シェフによる新提案にも注目。ブルゴーニュの名門レストラン「ベルナール・ロワゾー」は、地元ブルゴーニュの食材を使った限定チョコレート「アソート バラードアンブルゴーニュ」を提案。パリのファッション地区に店を構える「ジャン＝シャルル・ロシュー」はトリュフをテーマにした「トリュフ ブランシュ ダルバ アソート」を、南仏の高級リゾートホテル「オテル・デュ・キャップ‐エデン‐ロック」はゲストへのもてなしとして、セレブのために“処方された”という「カプセルショコラ」を提案。パリ本会場で限定販売される「ボナ」のカカオの産地を食べくらべできるテイスティングチョコレート、東南アジアの新しいカカオ産地として注目を浴びるベトナムやハワイのカカオを使ったチョコレートも登場する。

　名店同士のコラボレーションも見逃せない。「アルノー・ラエール」のアルノー・ラエールシェフと、弟子である「パリ セヴェイユ」の金子美明シェフによる、「日本とショコラ」を表現した限定スイーツが登場するほか、「ジャン=ポール・エヴァンカフェ」では、「クリスティーヌ・フェルベール」、パリの人気ブーランジェリー「ポワラーヌ」とコラボし、チョコレートアイスクリームとフルーツのコンフィ、ブリオッシュがデセールとなったオリジナルメニューを提供する。

　会期は今月28日（月）まで（最終日は18時閉場）。

　同イベントは伊勢丹新宿店を皮切りに、名古屋栄三越（1月30日〜2月5日）、ジェイアール京都伊勢丹とJR大阪三越伊勢丹（1月30日〜2月14日）、岩田屋本店（2月1日〜14日）、丸井今井札幌本店（2月2日〜13日）、仙台三越（2月5日〜14日）でも順次開催する。

ジャン=ポール・エヴァンカフェで味わえるトリプル・コラボのオリジナルメニュー（関連画像）伊勢丹新宿店 サロン・デュ・ショコラ 2013