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秋田のご当地新名物「バター餅」

　小田急百貨店新宿店は来年の初売り1月2日（水）より、恒例「秋田県とみちのく物産展」を本館11階催物場で開催する。

【画像】幻といわれる秋田・湯沢の黒毛和牛「三梨牛」を使ったスペシャル弁当

　ここ2年ほどは年末年始にかけ実施してきた同展。年明けが好調だったことや、年末直前の駆け込み需要を狙ったおせちや迎春用品などの拡大に伴い、今回は年明け早々の開催となる。

　会場には、イートインや実演も交え59店（うち食品は41店）が出展。秋田県からは、稲庭うどんやいぶりがっこ、きりたんぽなど人気の名産品に加え、地元で注目を集めている新たな名産品が初登場。青森、岩手、山形、宮城、福島の「みちのく」名物など、注目商品を多数取りそろえる。

　見どころは秋田の新しいご当地名物。初登場するのは、餅にバター、卵、砂糖などを練り込んで作る「バター餅」（1パック5個入り＝420円）。秋田県北部では40年ほど前から家庭の味として親しまれてきた餅菓子で、固くならないためマタギの携行食として重宝されていたという。最近では今年4月、バター餅の味を競う「BM-1グランプリ」が行われるなど注目され、新たなご当地グルメとして盛り上がりを見せているという。会場では「合貝食品」のバター餅を販売する。

　秋田県湯沢市内のわずか14軒の畜産農家だけで生産され、ほとんど県外では味わうことができないという幻の黒毛和牛「三梨牛」も初登場。三梨飼料といわれる独自配合の飼料でゆったりとした環境で育てられているため、赤身と脂身のバランスが良く、とろけるように柔らかいのが特徴。会場では、「三梨牛協会」による「三梨牛（A5）サーロインステーキ弁当」（1折1,890円）を販売する。

　秋田「四季菜」が手掛ける「みたらしプリン」（1個315円）も初登場。みそ・しょうゆ醸造蔵の老舗「石孫本店」の無添加しょうゆ「百寿」や県産鶏「和種もみじ」の卵などこだわりの素材を使い、みたらし風味に仕上げた濃厚なプリンだ。

　そのほか、イートインには昨年初登場し好評を得た青森県黒石市のご当地グルメ、「ラーメンハウスくま吉」の「黒石つゆやきそば」が再登場。福島の老舗洋食店「レストラン千草屋」が手掛けるこだわりのオムライスや、最上川支流の名水で育った新鮮なマスやイワナの塩焼きなども登場する。

　会期は同8日（火）まで（最終日は17時まで）。

小田急百貨店新宿店