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フェアで展開するドイツパン各種

　「ドンク」は10月3日（水）より、「ドイツフェア〜パンで楽しむドイツ〜」を128店舗で開催する。

　「普段なかなか食べる機会のないドイツパンを主役に、その個性や魅力を紹介したい」と、10月3日の「ドイツパンの日」や大小さまざまなビールの祭典など、ドイツにちなんだイベントが数多く開かれることから、今回は昨年よりも時期を早め開催。「パンで楽しむドイツ」をテーマに、本場ドイツの伝統的なライ麦パン（＝食事パン）をはじめ、素朴な菓子パン、ソーセージやジャーマンポテト、プレッツェルなどドイツらしさを取り入れた創作パンなど12種類を展開する。

　伝統的なライ麦パンでは、ひび割れが特長で「ベルリン風の田舎パン」という意味の「ベルリーナラントブロート」（1本693円、2分の1本＝347円）と、雑穀（オートミール、亜麻の実、ひまわりの種、ゴマ）とサルタナレーズンを混ぜた「ミューズリーブロート」（1本945円、2分の1本＝473円）を販売するほか、ライ麦100％「ロッゲンシュロートブロート」も販売。

　いずれも大型の食事パンのため「手に取りやすく、気軽に味を楽しんでほしい」ことから、それぞれのパンの味わいが生かせるような幅にあらかじめスライスした「お試し」商品（各4枚入り）を用意。「ドンクのライ麦パンは今年から国内製粉のライ麦を使っており、えぐみが無くおいしくなったと好評を得ている。体にもやさしく腹持ちもいい」と同社PRの古胡泰江さん。

　ナッツ類（ヌス）をのせてチョコをかけた三角形の「ヌスエッケン」（231円）や、ドイツのケーキ（クーヘン）をイメージしてイチゴジャムをトッピングした「エルドベアクーヘン」（210円）などのドイツ風菓子パンも販売。ソーセージを入れてチーズをトッピングしたプレッツェル形「ソーセージプレッツェル」（252円）や、ベーコンとカマンベール風チーズを包み焼き上げ、ゴマや亜麻の実をトッピングした「ジャーマンホーン」（231円）などの総菜パンも取りそろえる。

　併せて、ドイツのクリスマス伝統菓子「シュトーレン」（1,470円）の特別先行販売も行う。ラム酒などの洋酒にじっくり漬け込んだドライフルーツや、クルミ、アーモンドを入れて焼き上げた同品は、毎年クリスマスシーズンに販売し、リピーターも多いという人気商品。「フェア期間中だけの販売だが、11月からの本格的な販売を前に、ひと足早く楽しんでいただきたい」と古胡さん。

　期間は今月14日（日）まで。

ドンク