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パンコレクションで展開する6種類

　ドンクが三越を中心に展開するベーカリーブランド「ジョアン」は9月5日（水）より、ドンクのパン職人、佐藤広樹さんが考案の期間限定のパンコレクション「『佐藤広樹の世界』〜La Collection d’ Hiroki Sato〜」を全16店舗で順次開催する。

【画像】佐藤広樹さんがパンのワールドカップ（1996年開催）に出品したオリジナルレシピの復刻版

　佐藤さんは、パリで3年に1度開かれるパンのワールドカップ「クープ・デュ・モンド・ド・ブーランジュリー」に日本代表選手として1996年に出場し、チームリーダーを務め、総合4位に輝くなど国内外でのコンテストで受賞経験を持つ実力派。2007年に渡仏、フランス各地のパン店で修業を重ね、帰国後、現在はドンク生産本部技術指導担当および東京技術研修センター長を務める。これまでにもドンクで開催したフランスフェアなどでオリジナル商品を提案し、好評を得てきた。

　今回のコレクションでは6種類を展開する。今月7日（金）は広島店に、同8日（土）は福岡店に佐藤広樹さんが来店し、トークイベントを行う。

　注目の、「クープ・デュ・モンド・ド・ブーランジュリー」に出品したオリジナルレシピの復刻版「タルト ノルマンド」（347円）は、フランス産のリンゴコンポートの上に、スライスリンゴを並べ焼き上げたパイ。

　「ル・コンテ・グルマンド」（840円、2分の1＝420円、プティ＝210円）はフランスでの修業中に出合ったという、アルプス山脈に近いジュラ山脈一帯で作られるフランスで人気の高い食材「コンテスチーズ」入りのパン・ド・カンパーニュ。日本ではなじみ薄いバンデーヌ地方の「ブリオッシュ・バンデーヌ」をアレンジした「ヴァンデーヌ・ロワイヤル」（651円）は、オレンジフラワーウオーターを使ったブリオッシュ生地を編み上げ、アーモンドクリームを絞り焼き上げたパン。

　ほかにも、おやつなどに食べられているスイーツパン「ボストック」をアレンジし、ドライチェリーを混ぜ込んだブリオッシュ生地にシロップを染み込ませ、アーモンドをのせて焼き上げた「ボストック・オ・スリーズ」（315円）、ライ麦パンにノルマンディー産カマンベールやクルミ、レーズンなどを混ぜ焼き上げた「フロッケン・カマンベールブロート」（1,596円、2分の1＝798円、4分の1＝399円）、パン生地にアプリコットとアーモンドクリームを合わせサクサクのメレンゲをのせた「タルト・オ・アブリコ」（273円）も販売する。

　会期は今月18日（火）まで（会期、取り扱い内容は店舗によって異なる）。

ジョアン