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アサリ汁付き「奄美産黒まぐろのまぐろ丼」（あまみ屋）

　東武百貨店池袋店の8階催事場で7月12日（木）、鹿児島県奄美群島に焦点を当てた「奄美の観光と物産展」が始まった。

【画像】「島職人工房奄美」の東武限定、奄美フルーツかき氷

　「回を重ねるごとに売り上げが順調に増えている」という同展。4回目となる今回は、奄美グルメから工芸品まで約60店が集結し、奄美大島産の黒豚やクロマグロなどを使った丼が登場するほか、奄美産にこだわった特別企画のスイーツ、奄美ならではの特産品や干物、奄美群島でのみ製造が許され発酵に米麹（こうじ）を使った黒糖焼酎などを取りそろえる。屋上「スカイデッキ広場」では、奄美群島の民謡を中心とした「島唄ライブ」も毎日開く。

　催事企画担当の高見澤健さんは「暑い夏を過ごす知恵が詰まった奄美の食と文化を知っていただきたいと、今回は特に『スタミナ亭』『さっぱり亭』と2カ所のイートインを設けた。幅広い世代のお客さまに奄美の食を味わっていただければ」と来場を呼び掛ける。

　注目のイートインでは4種類の丼を展開。「スタミナ亭」イートインでは、「鳥料理の鳥しん」が奄美大島産の黒豚を使い、モズクやパパイアなどを御飯の上に盛り込んだ「奄美黒豚パパイヤ丼」（1人前1,050円）を提供。「ヨロン島」は独自に調合したという塩麹を使った黒豚を、御飯と野菜の上に敷き詰めた東武限定「塩麹黒豚丼」（1人前945円）を提供する。

　「さっぱり亭」イートインでは、初登場の「あまみ屋」が奄美大島の瀬戸内町で養殖されたクロマグロの赤身を盛り込み、海ブドウを添えた「奄美産黒まぐろのまぐろ丼」（アサリ汁付き、1人前1,470円）を提供。「けいはん ひさ倉」は地鶏を長時間かけて煮込んで作るさっぱりとした味わいの奄美郷土料理「鶏飯」（1人前851円）を提供する。

　奄美大島のタンカンや黒糖を使った東武限定スイーツにも注目。奄美大島「島職人工房奄美」は特産の黒糖蜜を使ったシロップと、グアバやマンゴー、ドラゴンフルーツ、スモモをトッピングした「奄美トロピカルフルーツかき氷」（1杯1,050円、各日限定50点）を実演販売する。

　初登場の奄美大島「こっこ家」は、自社農場で生産した卵を使った濃厚なシュークリーム「こっこシュー」を販売。プレーンな「カスタード」（1個199円）のほか、同展限定となる「黒糖」（1個221円）、「タンカン」「スモモ」「きび酢」（各1個241円）を実演販売する。

　ほかにも、昨年奄美大島の特産品を使ったアイスキャンディーが好評だった「奄美きょら海工房」が今回も出展。奄美大島のタンカンを使ったチーズケーキや黒糖を使ったロールケーキを販売する。

　会期は今月17日（火）まで（最終日は17時閉場）。

初登場「こっこ家」の、奄美の特産品を使った東武限定シュークリーム（関連画像）東武百貨店池袋店