デパチカドットコム

写真を拡大

「沖縄そば発展継承の会」が手がける究極の「沖縄そば」

　沖縄本土復帰40周年となる今年、阪神梅田本店は、その記念日の翌日となる5月16日（水）より「阪神めんそーれ沖縄 味と技展」を8階・催場で開催する。

【画像】石垣島の人気食堂「辺銀食堂」がイートインで提供する関西初登場メニュー

　今回は、催事会場を約1650平方メートルと前回よりも拡大。会場には、「食べて、飲んで、見て、聴いて…。沖縄のヒトとモノに出会う。」をテーマに約70店（工芸店を含む）が出展する。同展だけの特別企画による沖縄そばや県外初出店の琉球宮廷菓子が登場し、石垣島特集では人気食堂も初登場。イートスタンドやオリオンビールスタンドも併設するほか、沖縄の音楽と写真が融合したコーナーも設けてトークショーやイベントを開く。

　会期中は2階から8階までの各階に一部、沖縄をテーマにした写真を展示。屋上ビアガーデンでもイベントを行うなど全館で沖縄を演出。記念年となる今年ならではの取り組みとして阪神電鉄の駅イベントとも連動し、沖縄出身者が多く在住する阪神沿線を「沖縄沿線」と銘打ち、地域を盛り上げることで同展の集客アップを促す。

　同展の見どころは、那覇の名店「ゆんたくすば 御殿山（うどぅんやま）」やコシのある細麺で定評のある「そば処 玉家」など、県内のそば店18店で昨年夏に結成された「沖縄そば発展継承の会」が提供する、同展のために開発したというこだわりの「沖縄そば」（1人前840円）。豚だしとカツオだしをブレンドしたスープに、木炭のあくをつなぎに使ってもっちりシコシコした食感に仕上げた麺を合わせ、軟骨ソーキと三枚肉をトッピングする。

　300年ほど前に中国から伝えられたといわれる、沖縄産のかんきつ類を主原料とした琉球王朝伝統の銘菓「橘餅（きっぱん）」を県内で唯一作り続ける「謝花（じゃはな）きっぱん店」が県外初登場。あく抜きしたトウガンを砂糖だけで数時間かけじっくり煮詰めた「冬瓜漬」（150グラム入り＝851円）を販売する。ほかにも、「ブルーシール」のアイスや「あげパン工房 Antoshimo」のスイーツなども登場。

　「石垣島特集」では、今秋映画も公開されるという有名食堂「辺銀食堂」が初登場。イートインコーナーでは、「食べるラー油」ブームの火付け役「石垣島ラー油」を使った付けだれが特徴のつけそばとご飯をセットにした「石ラータンタンつけすばセット」（1人前1,260円）を関西初提供。人気の「石垣島ラー油」（100グラム入り＝893円、各日限定150点、1人1点限り）も販売する。

　「特産品を通じてもっともっと石垣島を知ってもらいたい」と若者を中心に結成された「石垣特産品拡め隊」が来場。「金城かまぼこ」の「じゅーしーかまぼこ」「ブラックじゅーしー」（各315円）をはじめ、「からそば」（1人前501円）や「石垣島塩ロール」（1本1,050円）など石垣島グルメをアピールする。

　会期は今月22日（火）まで（最終日は17時閉場）。

阪神梅田本店