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2人前「特選 北の恵み三段重」

　東武百貨店池袋店の8階催事場では5月3日（木・祝）より、恒例の人気物産展「初夏の大北海道展」が始まっている。

【画像】北海道産「神内マンゴー」を使った札幌「ミセス・ニューヨーク」の東武限定スイーツ

　同店が行う物産展の中でも、品ぞろえ、売り上げ共にトップを誇る同展。会期を1週目（初日〜同9日）、2週目（同10日〜15日）に分け、会場には約80店が出展する。

　今展はゴールデンウイーク後半に合わせ、隣接する屋上に富良野のラベンダー畑を再現。鑑賞しながら北海道グルメをシェアしながら楽しめるようにと「シェア弁当」を企画・販売する。ラベンダー畑で有名な富良野に焦点を当てたグルメが登場するほか、毎回人気の東武限定スイーツやラーメンイートイン、7メートルの巨大舟形水槽でのカニの販売、山海の幸をつかった弁当や総菜の実演販売など随所に見どころを用意し、集客アップを目指す。

　池袋東武広報担当の西口美穂さんは「ゴールデンウイークの4連休に合わせた大北海道展。臨場感あふれる物産展を目指し屋上広場には500株のラベンダーを咲かせた。初夏ならではの旬の味数多く取りそろえているので、多くのお客さまにご来場いただければ」とし、会期中の売り上げは5億5000万円（前年比116％）を目指すという。

　「こだわり豪華弁当特集」は家族やカップルでシェアできる2人前サイズ東武限定商品で、全て実演販売する。「函館五稜郭」はイクラとウニがのったご飯2人前と、海鮮グルメを盛り込み分け合って食べるおかずをセットにした「特選 北の恵み三段重」（3,601円、各日限定100点）をはじめ、帯広「掛村」の豚バラや豚トロ、豚のサイコロステーキを特製甘辛しょうゆダレやなどで味付けした「豚丼三種盛り」（1,890円、各日限定50点）、「札幌 蟹工船」の巨大タラバガニの脚の一番太い部分を3本のせた「タラバガニ三昧弁当」（3,780円、各日限定50点）など8種類が登場。

　ラベンダーで有名な富良野グルメ特集には7店が集結。「菓子工房フラノデリス」はフワフワ、とろとろの2層になった道外初出品となる「ドゥーブルフロマージュブランシュ」（1ホール1,260円）を、道外初で実演販売する。「とみたメロンハウス」はシュークリームを、「富良野物産協会」はチーズケーキを、「富良野牧場」はベーコンやソーセージ、アスパラガスを販売し、ふらのワインも並ぶ。

　東武限定スイーツでは、札幌「ミセス・ニューヨーク」が北海道浦臼町で収穫した糖度の高い完熟の北海道産「神内マンゴー」をふんわりしたムースに仕上げ、サクサクのタルト生地に詰め、果肉をトッピングした東武限定「神内マンゴータルト」（351円）を実演販売するほか、同じマンゴーを使った北海道超熟マンゴーフロマージュ」（1ホール2,100円）も販売する。帯広「柳月」や札幌「スイーツオーケストラ」も東武限定スイーツを販売。

　イートインには、1週目にみそラーメンが人気の札幌「丸福 一番星」が道外初出店。店主、駒葉子さんが作る、赤みそと白みそをブレンドしたみそを焼いた、まろやかで優しいと評判の「焼みそラーメン」（801円）や「焼き辛みそラーメン」（951円、各日限定200点）を提供する。釧路「都寿司」も1週目に登場し、東武限定の握りを提供。

　好評の巨大舟形水槽では、今回脱皮したばかりの「若ガニ」（＝漁師の呼び名）を販売する。カニが脱皮するのは年に一度で、「若ガニは、身は少ないものの甘みと柔らかさは格別で初夏だけの特別な味わい」だという。今回は生きたままで空輸する「若毛ガニ」を販売する。また、ゆでた後に空輸する「若タラバガニ」を「若タラバガニ弁当」（2,001円）にして販売。会場ではゆでたても用意する。

　最終日の同15日（火）は、会場を18時に閉場。

富良野「菓子工房フラノデリス」が道外初出品するふわとろチーズケーキ東武百貨店池袋店