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和菓子セット「老舗のおやつぶくろ」人気に−両口屋是清・榮太樓・山本山」が初コラボ
(2012年05月03日)
老舗和菓子店「両口屋是清」は現在、東急東横店のれん街と日本橋高島屋の店頭で「老舗のおやつぶくろ」を販売している。
同品は、「榮太樓總本鋪」「山本山」との共同企画で誕生した和菓子セット。商品誕生のきっかけは、「ポジティブ・オフ」運動に賛同している老舗3社が「旅行などのポジティブなオフタイムの『お供』に」とコラボした特別品。同運動の拡大と認知度を高めるため、話がまとまった。3社が共同企画するのは今回が初めて。
「ポジティブ・オフ」とは観光庁が内閣府や厚生労働省、経済産業省と共同で提唱・推進する、休暇を取得して外出や旅行を楽しむことを積極的に推進し、休暇(=オフ)を前向き(=ポジティブ)に捉えて楽しもうという運動。現在同運動には179社・団体が賛同している。
商品内容は、「両口屋是清」の徳島県産和三盆糖を使った紅白一対の干菓子で11代目が考案したロングセラー商品「二人静(ににんしずか)」10個のほか、「榮太樓總本鋪」の初代榮太樓が創製したロングセラーで有平糖の「榮太樓飴 小缶 梅ぼ志飴」90グラム、「山本山」の9代目山本嘉兵衛が10年前に考案し以来人気の「海苔屋ののりせんべい」8枚を、老舗3社のロゴ入り晒(さら)し袋に詰め合わせた。
同品には、大震災から「コイの滝登り」のごとく、復興に向け頑張る現在の日本を表す「Japan, Rising Again. Thank you for your support.」と、世界へ感謝を伝え、訪日機運を高める「Japan. Thank You.」をあしらったタグも添える。
「大人だっておいしいお菓子をかわいく持ち歩きたい」の発想から同品を開発したという両口屋是清広報担当の近藤美香さん。「かばんの中に忍ばせておける『おやつ』ということで、あめと煎餅は外せない」と2社の商品はすぐに決定。同社でも、日持ちし、軽く、いつでもどこでも手軽にと考え「二人静」を採用したという。巾着袋を採用したのは、「女性の持ち物も考え、ポーチのようにいくつあっても活用しやすいのでは」(近藤さん)と、素材も晒し木綿でメード・イン・ジャパンにこだわった。
4月10日(火)の販売開始から20日以上がたった。当初は、販売店が2店舗だったことから目立つ動きは無かったが、新聞に取り上げられた後は「驚くほど人気が高まり、売り切れの状態が続いた」と近藤さん。ただ、コラボレーション商品のためもともと販売数も少なく、「お求めのお客さまには申し訳ない」とも。現在は2店舗で各10点ずつを取り扱い、店頭で予約も受け付ける。
価格は1袋2,625円で、賞味期限は90日間。「榮太樓總本鋪」「山本山」店頭では取り扱わない。
両口屋是清
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