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揚げおかき各種

　西武池袋本店の地下1階・西武食品館「スイーツ＆ギフト」に3月30日（金）、麻布十番に本店を構える揚げおかき専門店「あげ餅屋」がオープンした。

【画像】西武食品館「スイーツ＆ギフト」和洋菓子売り場・中央A5にオープンした「あげ餅屋」店頭

　出店場所は、「スイーツ＆ギフト」和洋菓子売り場・中央A5の「ブールミッシュ」「本高砂屋」の隣。売り場面積は約8平方メートル。3月24日（土）にオープンした麻布十番本店に続く2店舗目となる同店。経営は、かりんとうと米菓の専門店「円山菓寮」の子会社「あげ餅屋」。

　百貨店への出店は初となる同ブランド。同社店舗統括マネジャーの石原一哉さんは「池袋というファッション性の高い街と西武にお越しになるお客さまの層が、弊社のターゲットとする客層とマッチするのではと考え、百貨店1号店として選んだ」と話す。ターゲットは20〜50歳代の自立した女性。

　店頭で展開するのは、うるち米やもち米、フルーツ、ベジタブルなどを植物油で「揚げる」をコンセプトにした揚げおかき。商品は基本となる33種類に加え、季節商品2〜3種類を展開する。食べきりサイズの個包装で商品をそろえ、和風ベースの華やかでかわいいパッケージで包み、味や形、パッケージで選ぶ楽しみを提供する。1袋3個入りで、価格帯は301円〜531円。

　味わいには、カラッと揚げた香ばしい餅を秘伝のだししょうゆやだし塩で味付けした代表商品「麻布あげ餅 醤油」「麻布あげ餅 塩」（各361円）をはじめ、柔らかな食感のあげ餅に梅の風味と黒糖を染み込ませた「もちもちあげ 梅黒糖」（451円）、フルーツ5種類を揚げチップスにした「彩りフルーツあげ」（531円）、唐辛子、ガーリック、バジルの香りを効かせたイタリアンな風味の「ペペロンチーノあげ餅」（381円）、一口サイズのあげ餅にシナモンシュガーをまとわせた「シナモンシュガー あげ餅」（381円）など。店頭では試食もできる。

　手土産や贈答品としても利用できるよう、専用のオリジナルギフト箱2タイプも用意する。袋パッケージを詰め合わせたギフト箱タイプは、3袋入り（1,201円、1,501円）、5袋入り（2,001円、2,301円）、7袋入り（3,001円、3,201円）の6種類。個包装を詰め合わせた化粧箱タイプは、16個入り（2,001円＝8種×各2個）、24個入り（3,001円＝8種×各3個）、40個入り（5,001円＝10種×各4個）。

　オープンして20日以上がたった。「リピーターのお客さまが増えつつあり好評を得ている。初めての方はベーシックな味わいと少し冒険した味わいとのセットで購入する傾向があるようだ」と石原さん。店頭での人気商品ベスト5は、1位「麻布あげ餅醤油」、2位「麻布あげ餅塩」、3位「野菜ミックスあげ餅」、4位「彩りベジタブルあげ」、5位「トマトバジルあげ餅」。

　「揚げおかき」自体は従来からの親しみある商品だが、石原さんは「商品開発には時間をかけ、33種類以上の味わいを用意した。パッケージにもこだわり独特のデザインに仕上げている」という。「味わいだけでなく、パッケージも含め『選ぶ楽しさ』も店頭で味わっていただければ」とも。

西武池袋本店