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毎週金曜・土曜と祝前日のみ販売の「グッドウィークエンドブレッド」

　ベーカリーブランド「アンデルセン」は現在、毎週金曜・土曜と祝前日のみに取り扱うパン「グッドウィークエンドブレッド」を全国72店舗で販売している。

　週末に家庭でパンをディナーに楽しんでもらうライフスタイル提案を強化するために誕生したという同商品。外食や朝食でパンを食べる機会は多いものの、夕食では食卓にパンが登場することは少ない。農林水産省の2009年度食品ロス統計調査では、家庭で夕食にパンを食べた人はわずか2％だった。そこで、「夕食にパンを楽しむライフスタイル」を1年間提案するための第1弾として週末だけ販売するパンを企画し、商品開発を行った。

　同品には小麦の外皮だけを取り除いて製粉したシュタインメッツ粉を使い、焼き皮はパリッと、中はもっちりと焼き上げている。焼き上がり後、仕上げに溶かしバターを塗ることでうま味とコクを加えた。軽くトーストすると風味が増すという。価格は1本315円。

　店頭では、夕食用の献立のヒントにとレシピカードを配布するほか、プライベートブランド「ヒュッゲ」のラインアップにスプレッドを新たに加える。

　スプレッドは、国産豚バラ肉のうま味を生かした「ポークリエット」をはじめ、ブラックオリーブ、アンチョビー、ツナなどをオリーブオイルで合わせた「タプナード」、今月20日（金）から販売するオイルサーディンにクリームチーズ、オニオン、キャラウェイなどを混ぜ合わせペースト状にした「サーディンスプレッド」（各20グラム＝189円）の3種類を展開。

　店頭ではほかにも、夕食時の参考になるよう、フランス料理研究家・上野万梨子さんによるパンと料理の相性を楽しむレシピ本「パンを楽しむレシピノート」の販売や、一部店舗に併設するワインショップとのコラボレーション企画も予定する。

アンデルセン