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丸の内タニタ食堂、銀座三越で特製ランチボックス限定販売
(2012年04月10日)
1月のオープン以来人気を集める「丸の内タニタ食堂」が4月11日(水)より銀座三越の地下2階「デリカパーク」に期間限定出店し、新たなオリジナル商品の特製ランチボックスを販売する。
「丸の内にレストランをオープンしたときから、弁当商品を展開する計画はあった」とタニタ広報室の冨増俊介さん。食堂はランチ時のみの営業とあって、利用客からは「並ばずに毎日食べたい」「ショッピングの合間に気軽に利用したい」「ランチ時だけでなく夜も活用したい」という要望が多数寄せられた。「丸の内という場所柄から周辺から来店する方が多く、ご利用いただくには整理券を配布しなくてはならない状態。弁当にすればもっと多くの方に楽しんでいただけるのではという思いがあった」という。
銀座三越の総菜・米飯担当の中島広平バイヤーは「ヘルシー志向やローカロリーなど、野菜中心で栄養価の高い食へとお客さまの関心が高まる中、リモデルに際し『DAICHI』『シナグロ』といった野菜中心の総菜ショップを導入し対応しているが、さらにお客さまに提案できるMDはないかと模索していた」。そうした両者の思いが、銀座三越で同日より開催する催事企画「Ginza Working+(ギンザ・ワーキング・プラス)」で実現したという。
販売する特製ランチボックスは、タニタ社員食堂担当の栄養士である荻野菜々子さんが考案したオリジナルメニュー。「丸の内タニタ食堂」と同じスタイルの、「日替わり」と「週替わり」の2種類を用意し、価格はいずれも945円。米飯(精白米100グラム)と主菜1品、副菜の2品で構成。1定食当たり500キロカロリー前後、塩分は3グラム前後の、タニタ社員食堂のコンセプトを再現する。
容器はユニット方式を取り入れ、白米や主菜などの要加熱メニューと、サラダやあえ物などの非加熱メニューを分けるなど「おいしく食べられるよう」工夫。レンジで再加熱しやすく、作りたてのおいしさを提供できるよう配慮した。全ての商品には「お品書き」を添え、メニュー内容のほかにカロリーや塩分表示、レンジでの温め方の目安を記載する。
「日替わり」には、「ふわふわつくね弁当」(11日)、「鮭のこしょう揚げ弁当」(12日)、「アスパラの中華風炒め弁当」(13日)、「ささみの唐揚げ弁当」(14日)、「さわらのネギソース弁当」(15日)、「豚肉と玉ねぎの甘辛炒め弁当」(16日)、「鮭のカレー焼き弁当」(17日)を、「週替わり」には「さわらの野菜あんかけ弁当」を、それぞれラインアップ。メニューには保存料や添加物、化学調味料を使わず、素材のおいしさが感じられるような味付けに仕上げ、栄養バランスに配慮しつつ野菜をたっぷり使うという。
売り場にはイートインコーナー6席も併設(11時〜15時、17時〜19時30分)。「ふわふわつくね定食」「さわらの野菜あんかけ定食」を汁物付きで、ランチボックスと同価格で提供する。
1週間の出店期間でイートインを含め約6000食の販売目標を掲げる同食堂。特製ランチボックスは今回を先行販売とし、今後は銀座三越と「丸の内タニタ食堂」で、夏ごろをめどに本格的な販売を行う予定。
「タニタ弁当をきっかけに、より一層お客さまの食の志向をとらえた商品開発をしていきたい」と中島バイヤー。
出店期間は今月17日(火)まで。
丸の内タニタ食堂三越(銀座三越)
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