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国産小麦「ゆきちから」を使った新作パン各種

　ベーカリーブランド「ドンク」は4月1日（日）、「ニッポン再発見！〜日本の大地が育んだ国産小麦を味わう〜」と題し、国産小麦のみを使った新作パン14品の販売を118店の限定店舗で始めた。

　国内食料自給率向上への関心の高まりから、日本の農業を応援し国産小麦の可能性を探る取り組みとしてスタートした同企画。今回使う国産小麦は、高岡市で栽培したパン用小麦「ゆきちから」。同品種はタンパク質含有量が高いことから、国産小麦の中では製パン性に優れ病害虫にも強いという。

　昨年も、同ブランドでは同品種を使ったパンを一部の店舗で期間限定販売し好評を得た。今年は国産小麦ならではの味を生かし、「世代を問わず愛されるおいしさ」をコンセプトに商品開発し、商品ラインアップを刷新。展開店舗、販売期間、取扱品数の全てを拡大し、バラエティー豊かに展開する。

　初日〜30日（月・振）の1カ月間販売するのは、モチッとした食感のベーグルにゴマやユズ、ほうじ茶を練り込んだ「国産小麦のベーグル」（ゴマ、ゆず＆ほうじ茶、各210円）をはじめ、シンプルな「国産小麦の味わい食パン」（924円、4分の1本＝231円）、ミルク風味のほんのり甘い「国産小麦のデニッシュスティック（ミルク）」（8本入り＝315円）など、ベーシックタイプのこだわり商品6品。

　そのほか、ベーシックにひと工夫取り入れた企画商品も半月替わりで展開。今月15日（日）まで販売するのは、練乳クリームをサンドした「国産小麦の練乳スティック」（189円）や、ゴーダやレッドチェダーなどいろいろなチーズの味わいの「国産小麦のミックスチーズディスク」（210円）など4品。

　16日（月）から30日（月・振）までは、抹茶クリームをサンドした「国産小麦の抹茶オ・レ スティック」（189円）や、パンにカスタードとアーモンドクリームを絞ってクランベリーをトッピングした「国産小麦のクランベリータルト」（252円）など4品を販売する。

　国産小麦を使ったパンの需要が高まる中、今回「小麦栽培へ取り組む生産者と、ドンクのパン職人の技術力とがタッグを組み、全国規模での展開することができた。一人でも多くの方に国産小麦パンのおいしさを味わっていただきたい」とドンク広報担当者。

4月の前半（15日まで）に店頭販売する「国産小麦のミックスチーズディスク」（関連画像）4月の後半（16日〜30日）に店頭販売する「国産小麦の和あんぱん」（関連画像）ドンク