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銀座三越独自のスイーツブランド「デセール・テ」店頭

　銀座三越の地下2階にある「スイーツと紅茶のマリアージュ」を提案する「デセール・テ」コーナーの一角に3月、コーナー名と同じオリジナルスイーツブランド「デセール・テ」がオープンした。

　「一番人気」は、熊本県産米粉を使いしっとりと仕上げた生地をカヌレ型で焼き上げた「ケークカヌレ」（1個315円）。「フランボワーズ」「ショコラオランジェ」「アールグレイアプリコ」など6種類の味わいを販売し、今月14日のホワイトデーには3個入り（1,155円）や6個入り（2,100円）のアソートボックスが特に好評だったという。

　同ブランドは、コーナーで取りそろえる約300種類の紅茶に合わせ楽しめるオリジナルスイーツを展開する銀座三越の独自ブランド。「高まる紅茶の人気と共に、「銀座三越ならではのスイーツを求める声が多くなり、お客さまに提案したいスイーツをタイムリーに開発・販売するために立ち上げた」と話すのは、同店MD統括部銘店銘菓・和洋菓子担当の加藤俊諭バイヤー。

　「ケークカヌレ」のほかに店頭で取り扱うのは、生菓子では「アップルパイ」（直径約12センチ＝1,260円）をはじめ、アールグレイ風味のカスタードクリームと生クリームを挟んだ「エクレア　テ」（399円）、「ティープリン」（399円）、「紅茶のショートケーキ」（525円）など約7種類。「マカロン」は「テ セイロン」「キャラメル フルール ド セル」「ショコラ」「ピスターシュ」「フランボワーズ」」など12種類（各1個210円、6個入り＝1,470円、12個入り＝2,730円）を展開する。

　焼き菓子では、アーモンドとヘーゼルナッツ粉の大きめダックワーズ生地に、大納言と栗のコンフィを加えたクリームをサンドした「サンドケーク 大納言と栗」とアールグレイティーとイチゴのガナッシュクリームをサンドした「サンドケーク アルグレイフレーズ」（各直径約12センチ＝1,575円）の2種類も用意。

　ほかにも、イタリア「バルベロ」の「トロンチーニ」、フランス「マゼ」の「プラズリン」、フランス「セバスチャン・ブイエ」の「ギモーヴ」、イギリス「ベノア」の「スコーン」など海外ブランドのスイーツも取り扱う。「紅茶とのマリアージュ」を提案するだけでなく「手土産やギフト、お返しなどあらゆる目的やシーンに対応できるよう、日持ちする焼菓子にも力を入れている」と加藤バイヤー。

　「産地や農園、ブレンド具合、収穫時期によって味わいが多彩な紅茶と共に楽しむためのスイーツを、味やバリエーションなどお客さまの声を反映させながら開発・提案していきたい」とし、今後は「まずその時期にお薦めしたい紅茶を選定し、それに合うスイーツを開発して『マリアージュ』を提案していきたい」と話す。

「デセール・テ」で展開するオリジナル生菓子（関連画像）「デセール・テ」で展開するオリジナル焼菓子（関連画像）デセール・テ銀座三越