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サラダカフェ新宿小田急店の店頭

　小田急百貨店新宿店の本館地下2階に3月、新しいサラダ専門店「サラダカフェ」がオープンした。

【画像】小田急限定商品「サラダブレッド」（奥）と「サラダロール」（手前）

　マヨネーズを中心とした調味料製造メーカーのケンコーマヨネーズが運営する同店は、サラダの総合情報サイト「サラダカフェ」から誕生した専門店。「なるほど納得毎日サラダ」をコンセプトに、現在同店も含め14店舗を展開する。関東エリアでは2店舗目、新宿エリアへは初出店。店舗面積は13平方メートル。出店場所は総菜売り場の一角で、「RF-1 SOZAI」の通路を隔てた向かい側。

　巨大ターミナルである新宿への出店を機にブランドの認知を高め、「より多くの方にご利用いただける店舗に」（サラダカフェ営業部の伊部大輔課長）と新宿駅に直結した立地による利便性を評価する。新宿小田急にとっても、「若い世代や単身世帯者へのアプローチとして購入しやすいリーズナブルな価格と、味付け済みでサッと食べられる手軽な商品は魅力」と小田急食品部統括マネジャーの阿部雅彦さん。「新宿周辺で働くビジネスマンやOLのランチに、毎日楽しんでご利用いただけるのでは」と期待を寄せる。

　店頭では定番のサラダをはじめ、季節限定サラダ、機能性サラダ、デザートサラダなど約20種類（100グラム＝280円〜300円）と、ロールケーキに見立て、肉や魚、卵、野菜類をオリジナルのパン生地で巻き上げ、食べたい分だけカットする関東初「サラダロール」（1本1,680円）などのパン・ディッシュ商品約10種類（1個398円〜998円）を展開。

　定番サラダは、旬のジャガイモを使い、品種に合ったマヨネーズで味付けした「産地リレーポテトサラダ」（100グラム＝273円）や、4種類のフルーツに特製ソース（マヨネーズと練乳ソース使用）を絡めた「ミックスフルーツサラダ」（100グラム＝294円）など14〜15種類。季節限定サラダは春キャベツをベーコン＆チーズ入りのまろやかソースと合わせた春限定「春キャベツのミモザ風サラダ」（100グラム＝284円）など5〜6種類。

　そのほか、小田急限定商品として今回「サラダブレッド」（398円）を開発した。同品は、9種類の雑穀を練り込んだオリジナルパン生地にサラダの人気商品5種類を包んで食べるという、食べ方も含めた新提案商品。また、ウェブ上のアンケートで誕生した「昔ながら風ポテトサラダ」（100グラム＝262円）も小田急限定で販売する。

　「毎日目標売り上げを上回る好調ぶりで、特に『サラダブレッド』『サラダロール』は非常に好評」と喜ぶ伊部さん。平日、週末、さらに時間帯別の商品を展開し、一般から募集したレシピを生かした商品を順次取り入れながら、今後は季節商品も随時導入していくという。

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