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フェアトレードカカオを使った「星空のショーコラ」（バニラシュガー）

　プランタン銀座は3月14日（水）のホワイトデー当日まで、「ホワイトデーギフトフェア」を本館地下2階フーズフロアと、1階「サロン・ド・テ・アンジェリーナ」で開催している。（本館正面口は同8日より開催）

　フェアに先駆け同店では、メールマガジン会員を対象に「ホワイトデーに関する女性の意識調査」を行い、その結果を発表した。有効回答数は406人。年齢は20歳〜65歳（平均36.3歳）。独身56％、既婚44％。

　調査の分析結果によると、「ホワイトデーギフトを期待しますか」に「期待する」と答えた人は「本命」＝74％、「義理」＝50％と昨年同様。ただしギフトに期待する金額では、「本命」＝平均7,400円（昨年より−339円）、「義理」＝平均1,450円（昨年より−203円）とダウン。本命・義理共に前年よりマイナス予算となるのは2008年の調査開始以来初めてで、どちらも過去2番目に低い数字だという。

　「欲しいギフト」については、本命からは「レストランなどでの食事」が調査開始以来5年連続1位。次いで2位「ケーキ」、3位「チョコレート／トレンドスイーツ」だが、3位の「トレンドスイーツ」は今回圏外からのランクインとなった。「もらってうれしいギフトポイント」では、「気持ちが伝わる」が7ポイントアップの71％と過去最高で、昨年同様の1位に。2位「自分の趣味に合っている」も、昨年よりポイントがアップしていることから、本命からのギフトは「『値段ではなく、自分のために気持ちを込めて選んでくれた』ことが評価のポイントとなりそうだ」としている。

　一方の義理返しについて、ホワイトデーに期待するギフトでは、1位「クッキー」、2位「チョコレート」、3位「トレンドスイーツ」、4位「ケーキ」とスイーツの人気が圧倒的。中でも、本命返しでもランクインした「トレンドスイーツ」は義理返しでも人気で、昨年より19ポイントと大幅アップ。スイーツに対してアンテナを常に張っている女性にとっては、「『バレンタインデーに贈ったチョコに見合う、おいしくて話題性のあるスイーツが欲しい』と望んでいるようだ」とまとめる。

　「ホワイトデーギフトに添えていたらうれしいメッセージ」では、「いつもありがとう」「これからもよろしく」など「日頃からの感謝を伝えるメッセージが喜ばれるようだ」とし、仕事関係では「頼りにしているよ」などモチベーションアップにつながるメッセージを願っていると見ている。

　以上の調査結果から、本命・義理返し共に「金額ではなく、『絆』を重視したお返し選びをしてみては」と同店では提案。例えば「トレンドスイーツ」についても「単に売れているお菓子」ではなく、渡される際に「話題性」や並んで買うなどの「入手困難」、フェアトレード商品という「価値」など、「一言添えることでコミュニケーションが広がるものを求めているのでは」と推察する。

　そこで今回のフェアでは、「気持ちを伝えてくれるスイーツ」「ストーリーのある会話の弾むスイーツ」など35店舗から約50種類のスイーツを展開。

　「メッセージスイーツ」では、草加煎餅の老舗「大馬屋」が期間限定出店（6日〜14日）し、メッセージやイラストが描かれた「でこ煎」（1枚315円〜）を販売する。メッセージは、今回の調査項目の一つだった「ギフトをもらう際に言われたい一言」を基に、「でこ煎」の生みの親で、2代目「ミス草加せんべい」であるアーティストの中川京子さんがデザインを施した。9日（金）、11日（日）各15時〜17時には中川さんのデモンストレーションを売り場で実施する。

　「福福」ではリンゴ風味の「ありがとう飴」（3個入り＝158円）を販売するほか、ワイン＆リカー売場ではメッセージが書ける「モエ・エ・シャンドン」のシャンパンや、QRコード付きのスパークリングワインなどを販売。

　受け取った人がハッピーになれるような「幸せを呼ぶ物語のあるスイーツ」も登場する。チョコレートショップ「バニラシュガー」では、フェアトレードカカオを使ったチョコレートサンドクッキー「星空のショーコラ」（コーヒー味、紅茶味、各368円）を販売。売り上げの10％を積み立て、アフリカの子どもたちにマラリア予防のための蚊帳を贈る。

　そのほかホワイトデーの期間中、いろんなモノ・コトをプロデュース・デザインする「ジュリアン堂」が出店し、フルーツやチョコレート味のギモーブをカラフルでかわいい色のマカロン生地でサンドした「ギモーヴ・ドゥ・マカロン」（5個入り、1,050円）を販売する。

「大馬屋」が販売するメッセージをデコレーションしたホワイトデー向け煎餅（関連画像）プランタン銀座