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フェアで販売する春の新作パン10種

　ベーカリーブランド「ドンク」は3月2日（金）より、新作パンを展開する「スプリングフェア 2012」を西武池袋本店やそごう横浜店など関東エリア43店舗で開催する。

　フェアで打ち出すのは、桜やイチゴ、菜の花など春の食材を使った新作。「春素材を使うだけでなく、春らしい彩りにもこだわって開発した」と西武池袋店店長の西川賢（まさる）さん。

　ラインアップは、表面には桜メロン皮を使い、中に桜餡（あん）を入れ、桜の花びらをモチーフに成形した「桜メロンパン」（210円）のほか、たまごサラダに菜の花とスモークチキンをトッピングした「菜の花とチキンのピッツァ」（231円）、新玉ネギが入った生地にクリームチーズをのせて焼き上げた「新たまねぎとクリームチーズ」、シューに見立て焼き上げたパンにイチゴ風味のクリームを絞った「シュー・オー・フレーズ」（以上189円）、ベーコンにアスパラガスとレッドチェダーを加えた「春のアスパラベーコンエピ」（336円）、ヨモギを練り込んだ生地で求肥（ぎゅうひ）と餡を包み焼き上げた「よもぎあんぱん」（189円）など全10種類。（※店舗により取扱いが異なる）

　「春素材はそれぞれ個性が強いので、その特徴を引き立たせるような食材との組み合わせ、成形の仕方などに工夫している」と西川さん。例えば、「新たまねぎとクリームチーズ」は新玉ネギの食感とみずみずしさを生かすため生地に練り込むのを最後にし、甘みを引き出すためにクリームチーズと黒コショウをアクセントに。「ベーコンエピ」は中に包み込んだアスパラやレッドチェダーを生地の間からきれいにのぞかせるため、左右両側ではなく片側のみをカットし緩くカーブさせる。「菜の花とチキンのピッツァ」は菜の花の苦みと食感を生かすため香りや味わいのしっかりしたスモークチキンを合わせ、マイルドなたまごサラダで味をまとめるなど、細部までこだわりを見せる。

　フェア開催は同15日（火）まで。

ドンク