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グリオットチェリー＆ピスタチオ「パリの桜」

　老舗洋菓子ブランド「コロンバン」は現在、百貨店を中心とする13店舗で「桜フェア」を展開し、新作ガトーやロールケーキなどを販売している。

　2月15日から約2カ月間という長期間にわたり展開する今回のフェア。「新作ガトーで一足早い春を感じてほしい、と会期を大幅に延長することに決めた」とコロンバン広報の白石亜弥子さん。フランス菓子に和素材を取り入れるほか、見た目とのギャップを楽しむなどの趣向を凝らした6種類の桜スイーツを販売する。

　サクランボ・リキュールにしっかりと漬け込んだグリオットチェリーを使った「パリの桜」（525円）はチェリーピューレとピスタチオ生地を組み合わせ、パリに咲く桜をイメージした大人の味わいのガトーに。「桜あんと玄米茶のシブースト」（473円）は、香ばしい玄米茶とアーモンドを組み合わせ焼き上げたタルト生地に桜葉とこし餡（あん）を口当たりの軽いクリームに仕上げ重ね、和素材を使いながらもフランス菓子に仕上げた。

　「さくら色のモンブラン」（473円）は、フロマージュブランクリームの中にさわやかな酸味の木イチゴソースを染み込ませたスポンジを忍ばせ、桜色のクリームでモンブラン風に。「お花見ブランマンジェ」（473円）は、杏仁（あんにん）豆腐を思わせるビターアーモンドの香りとなめらかな口溶けが特徴のブランマンジェで、桜風味のジュレを流し込み金箔（きんぱく）をあしらった。

　3〜4人で楽しめる「はんなり桜シフォン」（直径約11センチ＝788円）は、桜葉を刻んで混ぜ込んでふんわり焼き上げた桜シフォン生地に3種類のチェリーと、花びらをイメージした桜色のチョコレートをデコレーション。春らしい「桜ロール」（長さ約12センチ＝1,260円）は、桜風味のホイップクリームをふわふわのロール生地で巻き上げ、トップには桜餡を絞り、花びらをイメージした桜色のチョコレートをトッピングする。

　「フェアの期間が長いので、卒業や入学はもちろん、花見、春の集いなどさまざまなシーンでご利用いただければ」とも。

　開催期間は4月10日（火）まで。

「桜フェア」に欠かせない季節のロールケーキ（関連画像）コロンバン