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ロールケーキ対決〜ラ・ファミーユ・ジャポネ（左）vs堂島ピオーネロール（右）

　銀座三越と松屋銀座は10月19日（水）より、両店の人気和洋菓子店による旬の素材を使ったオリジナルスイーツをそれぞれ販売する。

　今月16日（日）から開催される官民一体のファッション振興イベント「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO」と連動して開催する初の共同イベント「GINZA FASHION WEEK」にちなんだ同企画。

　「銀座地区の活気を取り戻したい」がきっかけとなり、80年にわたり銀座でしのぎを削ってきたライバル店同士が初めて手を組んだ。「互いに商品やウインドーを競い合うことで仕入れや装飾に携わる現場にとっては商品力・提案力を高めるカンフル剤となり、共同でイベントを行うことで両店の買い回りも期待できる」という。

　両店の食品売り場では「日本の秋」をテーマに、共通アイテム（ロールケーキ、プリン、シュークリーム、大福、まんじゅう、パン）に沿ったオリジナルスイーツを、それぞれ打ち出す。「ロールケーキ」では、銀座三越は旬のピオーネとチーズクリーム、堂島ロールの生クリームをほんのり紫色のふんわり生地で巻き上げた「堂島ピオーネロール」（パティシエリーモンシュシュ/1,575円）を、松屋銀座はコンフィチュールに仕上げた柿と冬ミカンを生クリームと一緒にほろ苦いショコラ生地で巻き上げた「ラ・ファミーユ・ジャポネ」（ドゥ・ボン・クーフゥ/長さ約12センチ＝1,449円、1カット504円）を、それぞれ販売する。

　「プリン」では、銀座三越からはたっぷりの安納芋をカスタードクリームで仕上げ、キューブキャンディースイートをトッピングした「甘蜜安納芋のなめらかプリン」（カドー ドゥ チャイモン/1個525円）を、松屋銀座からはフランス産クリと国産のクリを使ったなめらかで濃厚なプリンに渋皮栗をトッピングした「マロンプリン」（キャンティ/1個577円）が登場。

　「パン」では、銀座三越はフランス産小麦と紅玉りんごを使った「りんごのクイニーアマン」（ジョアン/1個294円）を、松屋銀座はラム酒で香り付けしたカスタードクリームにクリとココナツを組み合わせた「マロンココデニッシュ」（メゾン・カイザー/1個315円）を販売する。

　両店の食品売り場では会期中、和菓子と洋菓子、パンの人気商品5アイテムと、ドリンク、もしくはフローズンヨーグルトのチケットを詰め合わせた「お楽しみ袋」も用意。銀座三越は、「バウムラスク」（銀座冥利）をはじめ、「銀六餅」（銀座甘楽）、「アマンドリーフ」（ロイスダール）など、松屋銀座は、「栗ぼたん」（塩瀬総本家）、「能登大納言甘納豆」（まめや萬久）、「チョコくるみクッキー（小）」（西光亭）などを詰め合わせ、販売日限定（19日、22日、23日の3日間）・数量限定（各日限定50点）で、それぞれ販売する。

　会期は両店とも今月25日（火）まで。

銀座三越vs松屋銀座、「日本の秋」をプリンで表現（関連画像）銀座三越松屋銀座