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御目出糖、高麗餅、紅茶ジュレ、ジンジャージュレを詰め合わせた「億兆」（萬年堂本店）

　松屋銀座は9月28日（水）より、銀座の「粋」をテーマにした秋の恒例催事「『GINZA人』流・粋モノづくし」を1階「スペース・オブ・ギンザ」で開催している。

　地元「銀座」をクローズアップし、「銀座のこだわり」商品を紹介するオリジナルの同イベント。これまでにも銀座の若だんなや若おかみ、雑誌編集長、NPO世話人など、銀座を拠点に活躍したり銀座に精通したりしている「GINZA人」とコラボし、数多くの「粋」な商品を展開、好評を得てきた。

　4回目となる今回は、「粋なものづくり」「粋なおもたせ」「粋な出会い」と3つのカテゴリーを設定し、食品から雑貨、食器、茶道具まで約500点を展開する。価格は500円〜12万6,000円。中でも「食」が関係するのは、「粋なおもたせ」と「粋な出会い」。

　「味わいにも品がある、銀座生まれの上等なお菓子をさりげなく」から発した「粋なおもたせ」では、老舗和菓子店2店がイベントのために作り上げたという松屋限定オリジナル商品を展開する。「萬年堂本店」では定番菓子「御目出糖」と、「銀座はちみつ」の中でも希少な百花蜜を使った紅茶とジンジャー2タイプのジュレを別添えした白餡の蒸し菓子「高麗餅」を詰め合わせた「億兆」（2,５20円）を販売。「清月堂本店」では個包装となっている代表銘菓「おとし文」を、発売当時の棹（さお）物で復刻した「おとし文『棹』」（長さ約18センチ＝1,680円）を販売する。

　「粋な出会い」では「お茶とお菓子のコラボレーションを楽しんでほしい」ことから、1931（昭和6）年創業で築地に本店を構える日本茶専門店「うおがし銘茶」での人気茶5種類と、それぞれに合う銀座名店の菓子との組み合わせを提案。例えば、「うおがし銘茶」の一番人気「しゃん」（100グラム＝1,260円）には「萬年堂本店」の希少な白小豆を使った蒸し上生菓子「白化粧」（1本840円）を合わせる。25年間販売し飲み飽きないと好評の「にゅう」（100グラム＝840円）には「ホテル西洋銀座」のオーガニックカカオを使い、隠し味として「銀座はちみつ」を加えたパウンドケーキ「マーブルケーキ」（1本1,260円）を合わせるなど。さらに売り場では、人気茶の試飲や菓子の試食ができるほか、提案した5種類のお茶と菓子、「茶・銀座」喫茶券、オリジナルカップを1人前ずつ詰め合わせた「『お茶とお菓子』お楽しみ袋」（1,995円、各日限定70点）も用意する。

　会期は10月4日（火）まで。

「うおがし銘茶」の人気茶と銀座名店の菓子の「粋な出会い」は、5組を用意（関連画像）松屋銀座