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「発酵の力 甘酒」（プレーン、ももいろ紅麹）

　大丸東京店は9月14日（水）、オリジナル「甘酒」を1階特設会場で先行販売している。

　商品名は「発酵の力 甘酒」。飲む酢やジャム、ドレッシング、ドリンクなどを展開するセゾンファクトリーが、福島県出身の発酵学者で東京農業大学名誉教授である小泉武夫博士監修の下、山形県産米「つや姫」を使い、「プレーン」「ももいろ紅麹」の2種類を開発した。

　夏の暑さ対策から江戸時代に夏バテ防止として愛飲されていた甘酒が今夏注目を集めたことに着目した同店では、今月14日より全館で開始する「サンクスフェスティバル」の限定商品としてセゾンファクトリーに提案。販売に至ったという。

　甘酒造りのポイントとなる「米麹作り」には、米を蒸して麹（こうじ）菌を加え発酵させるという昔ながらの甘酒の作り方に準じ、全て職人による手作り。糖分を一切加えていないため麹本来の自然な甘みが楽しめるだけでなく、豊富な栄養が詰まったノンアルコール飲料なので子どもからお年寄りまで飲むことができる。「残暑で疲れた体にぴったりのドリンクなので、多くのお客さまにご利用いただきたい」と同店食品部の山本敦子さん。

　発売にあたり、東北産の原料を使うこと、小泉博士が震災後東北復興支援活動を続けていることから、同店でも復興支援につなげようと、売上金の一部を山新放送愛の事業団を通じて日本赤十字社山形支部へ寄付する。

　価格は各1本1,575円。

　販売は同20日（火）まで。11月以降、全国の大丸松坂屋各店でも販売を予定する。

大丸東京店セゾンファクトリー