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日本一甘いカボチャ「くりりん」を使ったパイ（函館/プティ・メルヴィーユ）

　東武百貨店池袋店は9月15日（木）より、恒例の名物催事「秋の大北海道展」を8階催事場で開催する。

　年3回も実施し、規模・売り上げ共に「百貨店一」を誇る同展。今回も会期を1週目（同日〜21日）と2週目（同22日〜27日）に分け、会場には延べ約90店舗が集結する。売上目標は13日間で6億円。

　北海道の美味を求め、物産展担当者が年間60日以上も北海道各地に足を運び取りそろえたという同展には、旬を迎え、現地でもあまり流通していない野菜を使ったスイーツ、地元で人気のラーメン店が初めて登場。さらに、北海道ならではの活（い）きガニを販売。旬の海の幸を盛り込んだ海鮮弁当やすしなどの実演販売や充実メニューのイートインもお目見えする。また8階屋上スカイデッキでは「北海道マーケット」が登場。朝市（10時〜11時）を実施するほか、北海道メニューも味わえる。

　目玉企画は、水と土、肥料にこだわり栽培した糖度の高い新品種のカボチャ「くりりん」と、甘くクリのような食感の超大粒大豆「たまふくら」を使ったオリジナルスイーツ。函館の洋菓子店「プティ・メルヴィーユ」は、「くりりん」の味わいを生かした「くりりんカボチャパイ」（1個315円）と「くりりんカボチャソフト」（1個331円）を販売するほか、「たまふくら」を使った「たまふくらロールケーキ」（長さ約16センチ＝1,050円）と「たまふくら豆乳プリン」（1本351円）も販売。函館「ピカイチ☆函館旬の味」では素材そのもののおいしさも味わえるよう「くりりん」「たまふくら」の販売を行う。

　もう一つの目玉企画は活（い）きガニの販売。会場には初の試みとして、巨大な舟形の水槽を設置し、旬を迎えた根室産の花咲ガニ（1杯＝約600グラム＝3,501円〜）をはじめ、タラバガニ、毛ガニなどを取りそろえる。

　イートインに初登場する注目のラーメン店は、1週目に初お目見えする千歳で人気のラーメン店「RAMEN IORI」。札幌の人気ラーメン店で修行した店主が作るのは、「豚骨と鶏ガラをベースにうま味を引き出し、濃厚でパワフルながらも、後味まろやか」なスープと中太縮れ麺を合わせ、ショウガをアクセントにした「味噌ラーメン」（1杯840円）。

　会期は今月27日（火）まで（同21日は18時、最終日は17時閉場）。

会場に設置された巨大舟形カニ水槽で、タラバガニ、毛ガニ、ズワイガニを生きたまま販売（関連画像）東武百貨店池袋店