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酢ムリエバター

　デザートビネガーなどで人気を集める酢の専門店「オークスハート」は9月14日（水）、新商品「酢ムリエバター」を、出店する日本橋高島屋地下1階の店舗で全国に先駆け販売する。

　同品は、「酢ムリエ」（＝酢のソムリエ）として活躍する内堀光康さんが考案・開発したもので、同店としても初の試み。

　内堀さんは、日頃店頭でデザートビネガーの飲み方として提案しているヨーグルトドリンクを思わせる「酢を牛乳で割る」からヒントを得て、発酵バターの原料となる乳酸発酵した酸っぱい生クリームに着目。乳酸菌が作り出す酸味の替わりに酢を使えないかと思いついたのだという。

　厳選素材には、北海道のオホーツク海に面した興部（おこっぺ）町で海風を受けた新鮮な牧草を食べ、ストレスが少なく健康的に育った牛の牛乳と、長野県産のふじリンゴ果汁から作ったデザートビネガー「飲むりんごの酢」を使用。昔ながらの伝統的なチャーニング製法で、熟練した技術と経験を持つ「バターの匠（たくみ）」が製造する。

　試行錯誤の結果、完成した同品は「発酵バターにも匹敵する味わい」（同店）を持ち、バター本来の豊かなコクに、爽やかで切れのあるフルーツのような風味が特徴。パンとの好相性だけでなく、ケーキやクッキーなどの製菓、ビーフストロガノフ、オムレツといった卵料理などにもお薦めだという。

　価格は100グラム入り2,100円。冷蔵での全国配送にも対追する。今後は他店でも取り扱う予定。

オークスハート日本橋高島屋