ヘッドラインニュース
西武食品館、時間帯に合わせ「市」展開−総菜95店舗中70店参加
(2011年07月26日)
西武池袋本店の地下1階と地下2階の食品売場で実施している、時間帯に合わせた「西武食品館『夏だけの市』」が好評だ。
同企画は、以前から実施していた「生鮮朝市」「5時から市」を今夏に限り、開店10時〜12時(=生鮮朝市)、12時〜14時(=昼から市)、16時〜19時(=4時から市)、19時〜21時(=7時から市)の4つの時間帯に分け、各時間帯に合わせた商品を展開する。地下1階の「おかず市場」と地下2階「生鮮倶楽部」の計95店舗中、約70店舗が参加。
「震災後、来店客の購買心理の変化もあり、昨年よりも夕方の来店ピーク時間が早まる傾向が見られた」と同店食品部企画担当の浅尾幸弘さん。節電対策としてのサマータイム勤務や暑い夏の調理を避ける家庭の中食ニーズなどに対応できるようにと6月下旬からこのスタイルを導入。時間帯によって来店客が求める商品に細かく対応してきたことが功を奏し、「12時台、16時台の利用率が昨年より10〜20%アップした」という。
「生鮮朝市」では、午前中の比較的涼しい時間帯にゆっくり買い物できるように生鮮食品を中心とした「お買得品」を、「昼から市」ではワンコイン弁当など手軽でスピーディーに購入できる、ランチタイムに合わせた出来たて弁当など約40アイテムを、「4時から市」では、サマータイム導入で早めに帰宅する来店者に合わせ西武池袋本店限定メニューなど約40アイテムを、それぞれ展開。「7時から市」では、帰宅後すぐに食卓に並べられる出来たて商品を中心に約50アイテムをそろえる。
「特に暑い中の揚げ物は調理が大変なので、天ぷらやコロッケなどの揚げ物類が好調。帰宅時間が早くなったことによる自宅での飲酒率の増加傾向から、酒類をはじめ、焼き鳥や手羽先、1人でも食べきれる少量パックの総菜などのつまみ商品の売り上げも伸びている」と浅尾さん。今後も時間帯を生かした出来たて商品やプロモーションを実施していくという。
時間帯別「市」の実施は9月中旬までを予定。
西武池袋本店
アーカイブ
阪神梅田本店で「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」−「特製ふたつ星弁当」など250種 阪神梅田本店8階催事場で1月24日(火)、名物催事「阪神の有名駅弁…
松屋銀座「バレンタインワールド」に全81ブランド−日本人ショコラティエ&国産素材に注力 松屋銀座でバレンタイン商戦が始まっている。8階イベントスクエアぁ
トルコ発「ナーディル・ギュル」「ディヴァン」、松屋銀座にアジア初の常設店 松屋銀座・地下1階洋菓子売り場に11月11日(金)、トルコ・イスタァ
松屋銀座デパ地下に冷凍食品コーナー「ギンザフローズングルメ」新登場 松屋銀座地下2階生鮮売り場の一角に8月31日(水)、冷凍食品コーナ…
横浜高島屋デパ地下で代替肉「大豆ミート」のフェア−総菜・パンなど限定品約40種 横浜高島屋地下1階食品売り場で2月16日(水)より、代替肉の大豆ミ…