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新店舗「キャトーズ・ジュイエTokyo」が販売する「マヌカハニー・オランジェ」

　プランタン銀座は5月17日（火）より、ニュージーランド産マヌカハニーなどを使ったスイーツを展開する「ハニーグルメ・スイーツフェア」を、本館地下2階フーズフロアと同館2階「サロン・ド・テ アンジェリーナ」ほかで開催している。

　今年2月、クライストチャーチが地震で被災したニュージーランド国内では、震災後、先住民マリオの言葉で「強くあれ！」という意味の「kia Kaha！（キアカハ！）」が合い言葉になっているという。大震災に見舞われた日本にも、ニュージーランド政府観光局、ニュージーランド航空らの呼びかけで、この合い言葉で連帯しようという「kia Kaha！」運動が始まった。

　フェアでは、ニュージーランドから提供された特産マヌカハニーを使ったスイーツなどを展開することで、フェアを通じて「両国の復興を願おうというエール交換をしていきたい」の考えから、同店が企画した。

　マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生しているフトモモ科「マヌカ」という野生植物から採れる蜂蜜。中でも今回のフェアでは、アメリカでは医薬品としても認可されているという強い殺菌力を持ち、風味の濃い「マヌカハニーUMF5＋」を使用。約10店舗が参加し、ロールケーキやドーナツ、クレープ、ピザ、パフェなど13種類の蜂蜜グルメ・スイーツが並ぶ。またフェア開催に併せ、期間限定ショップ「ニュージーランド産生はちみつ専門店 ピービーズ」も出店し、20種類の無農薬蜂蜜のほか、蜂蜜を使ったスイーツやグッズなどの販売、イベントも行う。

　5月に新規出店した埼玉・越谷のフランス菓子店「キャトーズ・ジュイエTokyo」は、マヌカハニーとオレンジを使ったババロア「マヌカハニー・オランジェ」（480円）や、カスタードクリームにマヌカハニーを加え濃厚に仕上げた「マヌカハニーシュー」（315円）を販売する。

　「irina（イリナ）」のマヌカハニー入り生クリームを巻き上げた一口サイズのロールケーキ「マヌカハニーロール」（270円）、「ピアディーナ」のモッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、グラナパダーノ、ミックスチーズの4種類を挟んだ生地にマヌカハニーをかけた「クアトロフォルマッジオのマヌカハニーがけ」（501円）なども登場。

　「サロン・ド・テ アンジェリーナ」ではグレープフルーツ丸ごと1個と、バニラアイス、リコッタチーズを組み合わせ、マヌカハニーをかけた特製オリジナルパフェ「マヌカハニーとグレープフルーツのパフェ」（1,260円、各日限定10点）やランチタイム（〜15時）のみのオリジナルプレートを提供する。

　同店広報の田中陽子さんは「おいしい蜂蜜スイーツを食べて消費を促し、両国被災地への復興・再生を願い、一緒に頑張ろうとたくさんの人に考えてもらえれば」と期待を寄せる。

　期間は今月31日（火）まで。

フェア会期中「イリナ」が販売するマヌカハニーを使った一口サイズのロールケーキ（関連画像）プランタン銀座