デパチカドットコム

写真を拡大

「ドンク」が販売する、オリジナル食パン「さわやかな食卓」

　百貨店を中心に各種パンや菓子の製造・販売、さらにカフェ、レストランなどを手がけるドンクは、東日本大震災被災地への支援策として、義援金を拠出するとともに、同社が展開するベーカリーブランド各店頭で「パンでつながるみんなの想い」キャンペーンを実施する。

　同キャンペーンは、「食パン」の売り上げの一部を被災地への義援金として寄付するもので、4月6日（水）〜30日（土）の25日間行う。対象店舗は、「ドンク」をはじめ、「マリー・カトリーヌ」「ドミニック・ジュラン」「ジャルダン・ド・フランス」「モワザン」の5ブランドのうち、東北地方の宮城県、秋田県、岩手県、福島県の店舗を除く計154店舗。

　期間中、食パン一点購入につき10円を義援金として拠出、同キャンペーン終了後に日本赤十字社から被災地に届ける予定。対象となる食パンは、「パン・ド・ミ（角/山）」ほか、「ハードトースト」「パン・ド・ママン」「さわやかな食卓」「オリジナル食パン（角/山）」だが、ブランドによって商品名や価格は異なる。

　目標額は全期間を通じて総額600万円程度を想定。キャンペーンとは別に従業員から義援金も募っており、この義援金も被災地の支援に役立てるという。

　ドンクが展開する店舗で被災地区・仙台市内にある3店舗のうち「仙台ジョアン店」は、仙台三越の営業再開とともに一日5時間に限り営業を再開。電力供給や資材調達の関係で商品展開は縮小するものの、東京の拠点から商品を供給するなどの特別体勢を取っている。ほかの2店舗に関しても、販売形態や商品を限定しながらも営業を再開しているという。

ドンク