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春の味覚満載、3月の「酒肴」

　伊勢丹新宿店の本館地下1階「粋の座」に出店する「紫野和久傳（むらさきのわくでん）」は現在、春の味覚を詰め合わせた「酒肴（しゅこう）」を販売している。

　「紫野和久傳」は、京都高台寺を本店とする1871（明治3）年創業の料亭「和久傳」が手がける「おもたせ」を取り扱うブランド。吟味を重ねた四季の恵み・素材を使い、一品一品丁寧に仕上げた「紫野和久傳」のおもたせでは、れんこん菓子「西湖」をはじめとする菓子、和煮、すっぽんの煮こごりや一品料理などの「おもてなし」、鍋、弁当、調味料、ギフトに最適な詰め合わせなどを展開する。

　酒肴は、海の幸・山の幸と厳選した旬の食材を使い、素材の味を生かして上品な味わいに仕上げた料理を彩りよく盛り合わせたもの。季節ごとに内容を変え、酒のさかなや祝いの席のオードブル、季節のおかずとして、同ブランドでは人気の季節限定商品だ。

　今回販売しているのは、「出し巻玉子」「冬?椎茸」「目鯛南蛮焼き」に加え、タケノコやフキ、うるい、タラの芽など春ならではの山菜の味わいを生かした料理など9品を盛り合わせた内容。中には車エビやワラビ、タラの芽、コゴミなどを、ゼリー仕立てに仕上げた梅酢をかけて食べる趣向も盛り込む。価格は1折（2人前）4,725円。

　伊勢丹新宿店のほか、JR京都伊勢丹、玉川高島屋、松屋銀座でも扱う。店頭では予約なしでも購入できるが、入荷数が少ないため「予約をすすめる」という。

　販売期間は4月末ごろまでを予定するが、食材の入荷状態により変更もある。

和久傳