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アンリ・シャルパンティエ「パリ・ブランシェ」が春の新作−「タルトに夢中!」テーマに
(2011年03月20日)
「アンリ・シャルパンティエ」は現在、「パリ・ブランシェ」シリーズとして2011年春の新作を全国の48店舗で販売している。
パリで現在流行しているお菓子を、同ブランドのお菓子のクリエーティブ・ディレクター、クリストフ・フェルデールさんのアレンジで創作・展開する同シリーズ。4回目となる今回は「タルトに夢中!」をテーマに、オレンジとイチゴ、木イチゴをデコレーションした春らしい新作3種類を展開する。
フランスの家庭でよく作られるお菓子の一つで、ブーランジュリーや町のパティスリーでも定番から創作系まで広く愛されている「タルト」。日本ではよく目にする、フルーツを新鮮な状態でふんだんに使った「フルーツタルト」はおいしい生のフルーツが少ない本場フランスでは非常に珍しく、必ず手を加えて使う。だが最近では日本料理の影響もあり、高級レストランではコース最後のデセールとして生の高級フルーツを出すこともあるという。同ブランド広報の広部直子さんは「日本のマーケットに注目していたフェルデールが選んだ今回の『フルーツのタルト』は、昔ながらの手を加えおいしく仕上げたフルーツと生のフルーツを組み合わせて使うという、昔と今の流れを融合させたところがあり、『今のパリの空気感』を届けることがコンセプトの同シリーズにふさわしいテーマ」と話す。
「オレンジのタルト」(515円)は、サクサクしたシュクレ生地にオレンジクリームと、かんきつ類のカラマンジーシロップを染み込ませたビスキュイ・ジョコンドを入れ、オレンジの果実とコンフィをデコレーション。オレンジの味と香りを生かし、軽やかに仕上げたお菓子。
フェルデールシェフオリジナルによるドライフルーツ入りのシリアルミックスを混ぜ込んだガレット・ブルトンヌを土台に、レモンとオレンジで香り付けしたマスカルポーネクリームとイチゴをデコレーションしたのは「いちごとマスカルポーネのタルト」(578円)。隠し味として、マスカルポーネクリームの上にオリーブオイルを忍ばせた。
「レモンバーベナと木イチゴのタルト」(578円)は、サブレ生地を土台に、レモンバーベナ(レモンとシナモンを組み合わせたようなハーブ)をアンフュゼ(素材の香りをソースなどに移す)したガナッシュと、レモンバーベナのシロップをアンビベしたビスキュイ・ジョコンドを詰め、表面に木イチゴのジュレを重ねた。さらにレモンバーベナのムース、ギモーブと木イチゴをデコレーションする。
「今回の新作はタルト生地がポイント」という広部さん。「それぞれのフルーツとの相性、食べたときの食感の軽さも意識し、フェルデールは生地を選んだ。見た目、タルトの食感、フレッシュフルーツと一手間かけたフルーツそれぞれのおいしさ、そして香りの重なりかんじて、春らしいさわやかな味わいを楽しんでいただければ」と期待を込める。
さらに東日本大震災の影響を受け、広部さんは「関東の一部店舗では生ケーキを取り扱いいただけない場合もございます。お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解とご了承をいただけますようお願い申し上げます」。
販売期間は5月31日(火)までを予定。
アンリ・シャルパンティエ
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