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スウェーデン｢エイエス」の「ロイヤルうえでぃんぐチョコレートボックス」

　バレンタイン商戦本番を迎える日本橋三越本店で2月2日（水）から、「Sweets Collection 2011」が本館7階特設会場で始まり、先にバレンタイン限定商品を展開している本館地下1階和洋菓子売り場も含め全体で約130ブランドを展開している。

　バレンタインチョコレートをコミュニケーションツールとして活用する最近の傾向を反映し、同店の今年のバレンタインテーマは「ときめき」。7階イベント会場での注目は、三越ならではの王室御用達ブランドに新たに加わる「北欧王室御用達ブランド」、近隣企業に向けた「秘書御用達ブランド」「部下チョコ」、女性を意識し見た目にこだわった「女子会チョコ」の4点。さらにチョコレート以外の、バレンタインを意識した和のスイーツも展開する。

　「北欧王室御用達ブランド」では、昨年6月に行われたロイヤル・ウエディングスで引出物として使われたスウェーデンの老舗「エイエス」が、王女自らが選んだというフランボワーズの引菓子入りの「ロイヤルウエディングチョコレートボックス」（5,250円）を販売。デンマークの老舗百貨店「Magasin du Nord（マガザン）」は、コペンハーゲンの人魚像をイメージし、クラシカルな缶に貝をかたどったチョコレート入りの同店限定「2011イヤーズ缶入り、マーメードチョコレート」（16個入り＝3,150円）を販売する。ほかにも、ノルウェー「パスカル・ドゥピュイ」やデンマークは「アンソンバーグ」「デザートサーカス」などがラインアップ。

　同店では、近隣企業の秘書たちが役員用の手土産を購入する光景が見受けられることから、「目も口も肥えた人」に向けたチョコレートを集めた「秘書御用達ブランド」を企画。初登場となるイタリアの老舗「ジョヴァンニ・ガッリ」は、大粒で良質のイタリア栗を使った門外不出の「マロングラッセ」（4個入り＝3,150円）を販売する。モナコ公室御用達「ショコラトリー・ドゥ・モナコ」はハート型のケースにチョコレートを詰め合わせた新作「モナコハート」（21個入り＝7,875円）を販売。バレンタインではポピュラーな「ゴディバ」をはじめ、「ル ショコラ ドゥ アッシュ」「帝国ホテル」なども約1万円前後の「ワンランク上」のチョコレートボックスを用意する。

　「女子会チョコ」では、昨年後半からキーワードとなった「女子会」で話題を集めそうなビジュアル系商品を展開。英国「プレスタ」はローラ アシュレイのカルトナージュボックスにハート型のチョコレート2種類を詰め合わせた同店限定「ローラ アシュレイ ボックス」（5,250円）を、「ロイスダール」の犬・猫好き女性に向けた三越限定「ショコラ シャトン・エ・シオ」（シャトン、シオ、各7個入り＝1,050円）を販売。「モロゾフ」からはハワイをイメージした新ブランド「モロゾフ ラウレア」が登場し、プルメリアやハイビスカス、ヒトデ、シェルをモチーフにした「マハロ」「マカナ」（各6個入り＝525円）や、太陽の輝きをイメージしたオレンジのボックスに詰め合わせた「アオラニ」（10個入り＝840円）を販売する。

　「部下チョコ」は、男女関係なく上司から部下に「感謝」を託したチョコレートを贈るという提案型企画。タバコや葉巻、メッセージ付きTシャツ、魚、ゴルフボール、マージャンパイなどをモチーフに遊び心のあるチョコレートや、シャンパン、ワイン、日本酒、人気のハイボールなど酒類を閉じこめたボンボンチョコレートなど、趣味や嗜好（しこう）を取り入れた商品が登場する。

　会期は今月14日（月）まで（営業時間は10時〜19時）。

感謝のメッセージをチョコレートに記した「チョコグラフティ」の「Tシャツチョコ」（関連画像）日本橋三越本店