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日本初上陸・プランタン銀座限定、ニューヨークのチョコレートファクトリー「マストブラザーズチョコレート」

　プランタン銀座は、本館7階の「ブティック ドゥ ショコラ」をはじめ、1階「アンジェリーナ」、地下2階の洋菓子フロア「ショコラ マルシェ」の3会場で「2011年バレンタインフェア」を開始した。

　今年も3会場で、期間限定56店舗を含む、過去最大73店舗で約700種類のチョコレート（価格は315円〜8,400円）を展開。フェア前に行った恒例「バレンタイン意識調査」では、バレンタインにかける金額は堅実・節約志向でもほぼ前年並みで、誰に贈る場合でも「おいしさ」を最も重視し、日ごろの気持ちを伝えるという結果が出たことから、同店では今年も売り上げに期待を寄せる。

　注目は4タイプ。まずは「本格派チョコレート」では、日本初上陸・同店限定で取り扱う「ルピネ・ショコラティエ」（フランス）。2007年のフランスで行われた「フランス革命記念日」式典で、来賓の各国首相に振る舞われたというブランド。イタリアンヘーゼルナッツやカラメルバナナ、ドライレモンとアーモンド、4つのスパイスなど13種類の少し小粒なショコラを詰め合わせた「ルピネ ボンボンショコラ・アソート」（13個入り＝2,730円）を販売する。

　トリュフタイプのチョコレートが多い中、「今年のトレンドは『板チョコ』。食べるだけでなくデザイン性の高いものに注目している」（同店チョコレート担当バイヤー・加園幸男さん）ことから、日本初上陸・同店限定で取り扱う「マストブラザーズチョコレート」（アメリカ・ニューヨーク）に注目。原料となるカカオの選別や焙煎（ばいせん）を全て自社で行うというこだわりで、約25種類の板チョコを取りそろえる同ブランド。おしゃれな包装紙に包まれたカカオ含有率74％の「ヘーゼルナッツ」、カカオ本来の素材を生かした「サンビラノバレイ」（各1枚1,260円）など、大人のビターチョコを打ち出す。

　CDサイズのクラシック音楽のジャケットを連想させる、音楽の都といわれるザルツブルグで誕生したブランド「ベルガー」（オーストリア）も見逃せない。パッケージデザインだけでなく、濃厚な味わいが楽しめる板チョコ5種類を取りそろえる。シャンパンとローズを組み合わせたホワイトチョコの「シャンパンローズ」や、プラムのフルーティーな酸味とスパイスを組み合わせたダークチョコの「プラムピメント」（各1枚1,260円）などを販売。半分くらいのサイズでカラフルなパッケージの「ベビーマッシュルーム」（4種類、各1枚525円）も販売する。

　同店では「香りを楽しむ自然由来のチョコ」にも注目。同店初登場となる「NEWTREE（ニュートゥリー）」（ベルギー）は「おいしさと健康」がコンセプトの板チョコを展開。純粋なカカオにカシスやアプリコットなどのフルーツ、ラベンダーやジンジャー、菩提（ぼだい）樹などのハーブなどの100％天然エキスを組み合わせ、「ETERNITY（エターニティー）」「ALPHA（アルファ）」「SEXY（セクシー）」など気分を表す言葉が付いているのが特徴。1枚売り（630円）から、5種類のフレーバーのミニチョコを詰め合わせた「ギフトボックス」（10枚入り＝1,155円）まで販売する。

　女子にも喜ばれる「女子チョコ」では、「銀座 ショコラハーツ」が販売する、バナナ風味のタブレットチョコにおまけ（ファーストストラップ、ベアストラップ、オリジナルポーチ）が付くスペシャルセット「ご褒美セット」（2,100円）や、「嵯峨乃彩」の繊細な和風デザインをプリントした扇子型「扇ショコラセット」（小、10個入り＝1,575円）に注目。

　ほかにも、「ピエール マルコリーニ」「セバスチャン・ブイエ」「バッハルム1928」「ベルアメール」など同店人気のブランドをはじめ、動物モチーフやカラフルな「かわいい」チョコレートなどを各種そろえている。

「銀座 ショコラハーツ」が販売する、バレンタインスペシャルセット「ご褒美セット」（関連画像）【関連記事】プランタン銀座がバレンタイン意識調査−予算前年並み、「義理」はランクアップ傾向に（デパチカドットコム）プランタン銀座