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プランタン銀座がバレンタイン意識調査−予算前年並み、「義理」はランクアップ傾向に
(2011年01月14日)
プランタン銀座が今年の「バレンタインデーに対する女性の意識調査」についてオンラインアンケート実施し、その分析結果をまとめた。
調査は、同店メールマガジン女性会員を対象に昨年12月21日〜23日に行い、487人の有効回答を得た。年齢は14歳〜65歳で、平均年齢は35.1歳。独身は54%、既婚は46%。
毎年話題になるバレンタインデーの「予算」については、「本命」=3,010円、「義理」=1,081円、「自分」=2,951円という結果に。昨年と比べ微減にとどまったものの、「ほぼ前年並み」だったことから、堅実・節約志向が続く中でも「日常のイベントであるバレンタインには一定の出費を確保するようだ」と見ている。
「義理チョコ」に関して、90年代後半は500円前後のチョコを配る「バラまき」傾向にあったが、2008年以降は予算1,000円台をキープ。本命用との予算の差も狭まっていることから「義理チョコを大切なものと位置付け、ランクアップさせているようだ」と分析する。ちなみに「本命」と「自分」の予算差も年々縮まる傾向にあるという。
義理チョコへの価値が高まっているとはいえ、回答者の8割近くがバレンタインデーは「彼やパートナーに愛情や感謝を伝える日」と答えていること、さらに6割以上が一番大切なチョコは本命用と答えていることから、やはり「一番重要視するのは本命チョコ」。「本命」にはチョコ以外のギフトを用意する人が49%と5%増え、その平均予算も昨年より229円アップした。
「チョコレート選びでこだわるポイント」について、本命チョコ、自分チョコ共に「おいしさ」を挙げる割合が高まった。この傾向は義理チョコでも同様で、昨年よりも「おいしい」を支持する回答者が25%増えた。同店では「誰に向けてのチョコレートであっても、おいしさを重要視している」と捉えている。さらに、「自分チョコ」選びポイントの2位にランクインした「限定品」については、限定チョコはギフトではなく「この時期にしか味わえない自分へのご褒美として楽しんでいる」とも。
「義理チョコを贈る相手」で最も多いのが「男性上司」(55%)、次いで「父親」(45%)、「男性同僚」(38%)、「兄弟姉妹」(24%)となり、今回5番目に「女友達」がランクインした。このように女友達へチョコを贈る人の割合は年々増加していることから、「女性たちの間でチョコを贈り合う『女子チョコ』が浸透してきているようだ」とも分析を加える。
「義理チョコ」に代わる言葉として「感謝」「お礼」など気持ちを伝える言葉が大半を占めている結果から、職場での人間関係が希薄になるといわれている中、「義理チョコは渋々『義理』で渡すものではなく、『礼』の心を伝える温かいギフトとして大切な役割を果たしているのでは」と推察。回答者の約半数が「義理チョコ選びは楽しい」と答えていることから、「限られた予算の中で、おいしいものを楽しく選ぶ女性が多い」とし、「今のような景況感での支出なので、せっかくなら楽しみたい、という前向きな姿勢もうかがえる」と締めくくっている。
同店では今回のアンケート結果を受け、また今年のバレンタインデーが「月曜日」であることから「義理チョコ需要がさらに盛り上がる」と予想。1月18日(火)より「バレンタインフェア」を開催し、本館地下2階の「ショコラ マルシェ」、本館1階の「アンジェリーナ」、本館7階の「ブティック ドゥ ショコラ」(同21日より開催)の3会場合わせ最大で73店舗が出店し、日本初上陸のチョコレートやプランタン銀座限定品などバリエーション豊かに取りそろえる。
プランタン銀座
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