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アンリ・シャルパンティエが「パリ・ブランシェ」冬の新作、ウィーン菓子ベースに
(2011年01月11日)
アンリ・シャルパンティエは1月5日(水)より、同ブランドのお菓子のクリエーティブ・ディレクター、クリストフ・フェルデールさんとのコラボレーションによる「パリ・ブランシェ」シリーズの2011年冬新作の販売を全国46店舗で始めた。3回目となる今回のテーマは「ウィーンへの小さな旅」。
ハプスブルグ家の支配の下宮廷文化が育まれたウィーンは「お菓子の都」として、伝統的なカフェ文化とともに独自の発展を遂げ、フランス菓子にも影響を与えたといわれる。「伝統の再解釈」から伝統菓子が注目されているパリの洋菓子業界を背景に、今回はウィーン菓子の中でも、チョコレートケーキの代表格「ザッハトルテ」をはじめとする伝統菓子に着目。チョコレートがおいしい冬に合わせ、「パリのエスプリを利かせた」新作3種類を提案する。
「ザッハトルテ」(504円)は、生地の間にアプリコットジャムを挟む2層の「ホテルザッハ」タイプがベース。フェルデールシェフは、油分が少なくカカオ67%のヴァローナ社チョコレート「エクストラアメール」を使い、生地(ザッハマッセ)を軽くしっとりとした食感に、甘みを抑え苦みと酸味を加えた味わいに仕上げた。
「ウィーン風トリュフのトルテ」(557円)は、「ザッハトルテよりも古い」といわれる古典菓子「トリュッフェルトルテ」がベース。フェルデールシェフは、ビターなチョコレートとアーモンドの生地にヘーゼルナッツペースト入りのミルクチョコレートクリームを重ね、トップをエクストラアメールのガナッシュで覆い、全体的によりなめらかな口溶けに仕上げた。
「バナナとチョコレートのトルテ」(504円)は、バナナとミルクチョコレートを組み合わせた、ザッハトルテやトリュッフェルトルテよりも比較的新しい創作系ウィーン菓子。フェルデールシェフは、オレンジの果皮のリキュール(コアントロー)やアーモンドリキュール(アマレット)を利かせ味を引き締め、全体を口の中でとろりと溶けるようななめらかな食感に仕上げた。
販売期間は2月28日(月)まで。
アンリ・シャルパンティエ
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