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食品館地下1階に登場した自主編集スイーツショップ「ボン＋ボンヌアニバーサリー」店頭

　西武池袋本店は食品館地下1階、地下2階の最後の改修工事を終え、9月7日（火）にグランドオープンした。

　昨年は、セブン＆アイ・ホールディングスグループのプライベートブランド「セブンプレミアム」を生鮮売り場に展開。買い回り促進に向け鮮魚や精肉、青果を扱う生鮮り売場を再編し、調味料コーナーや素材専門店「冨澤商店」を導入。総菜売り場へは、総菜7店舗の商品を自由に組み合わせることができる弁当企画「リミテッドエディション 夕食セレクト」が登場した。

　今年3月〜6月には総菜12店舗が新たに加わり、週替わりのイートイン「お食事ちゅうぼう」もお目見え。池袋駅構内コンコースから食品館に直結した新エントランスを設け、テイスティングバーを併設した酒・生鮮売り場や女性利用客を意識した自主編集総菜売り場「リトルシェフ」を展開。地下3階には約1,700平方メートルの「惣菜集中厨房」を設け、「いつでも、できたて」商品を提供できるよう環境を整えた。

　今回最後にリニューアルオープンしたのは、菓子売り場「スイーツ&ギフト」。同売場では、さまざまなギフト需要に対応した和・洋菓子に加えて、仕事帰りにちょっと買って帰る「おやつ菓子」を強化。「十火（JUKKA）」「麻布かりんと」「和楽紅屋」など和菓子37店舗、「セバスチャン・ブイエ」「パティスリーパティスタ」「銀のぶどう」など洋菓子42店舗を展開し、「毎日立ち寄りたくなる菓子売り場を目指す」という。

　同売り場の注目は、青山「アニバーサリー」の本橋雅人シェフと女性専門スタッフが日常の身近な記念日に最適なオリジナルスイーツを提案する、自主編集スイーツショップ「ボン＋ボンヌアニバーサリー」。店頭では、ケーキの台の形や大きさ、クリーム、ホイップの形、デコレーションなどをパターン化し、好みにカスタマイズオーダーできる「パターンオーダーケーキ」（直径約14センチ＝3,255円〜）を販売する。既存のケーキのトッピングやオリジナルデコレーション可能な数字、動物、モチーフなど約20種類のクッキー（105円〜）も用意。男性顧客を意識した手土産セットやアウトドアにも最適なランチボックス入りケーキなども取りそろえる。

　菓子売り場には、話題のパティシエスイーツを日替わりで展開する「ホットパティシエ」コーナーも登場。東西の有名パティシエのスペシャリテを販売するほか、月ごと、シーズンごとにテーマに沿ったオリジナルケーキなども販売する。9月14日（火）〜21日（火）は、「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」が登場。

　全国のそごう・西武各店で取り扱うご当地和菓子から厳選菓子約20種類をそろえる編集型銘菓売り場「卯花墻（うのはながき）」も登場し、創作和菓子「北鎌倉手毬」による自分だけの和菓子をオーダーできるほか、全国の限定和菓子を日替わりで販売。

　新しい菓子売り場について、同店菓子売り場担当の高橋くみさんは「パターンオーダーやクイックカスタマイズできるケーキ、日替わりケーキ、日替わり銘菓などデーリースイーツを積極的に展開・販売し、お客さまにおやつ・ギフトの『選ぶ楽しみ』『贈る楽しみ』『食べる楽しみ』を売り場で提案していきたい」と意気込む。

好みにカスタマイズできる「パターンオーダー＆クイックカスタマイズケーキ」（関連画像）西武池袋本店