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本館１階「ホワイトデーチョコレートブティック」で展開する「パティスリー グランフール」の「マカロンショコラ」（5個入＝1,470円）

　プランタン銀座はホワイトデーに対する女性の意識調査に関するオンラインアンケート実施し、2月25日（木）その結果を発表した。

　調査は、同店メールマガジン女性会員を対象に同15日より3日間行ったもの。今年の有効回答数は517人で、年齢層は19歳〜68歳、平均年齢は36.3歳。独身は46％、既婚は54％。

　厳しい経済状況下で節約傾向が続く中、今年はホワイトデーが日曜日ということもあり、「ホワイトデーを期待するか」の問いに「期待する」と答えた人の割合は、本命は66％、義理は44％と、どちらも昨年より若干減少した。しかし「期待しない」としながらも「期待する価格」について、本命は昨年よりも132円アップの7,531円でバレンタインの1.8倍、義理は37円アップの1,723円でバレンタインの1.4倍を、それぞれ希望しているという結果に。

　「過去にもらったホワイトデーギフトで贈り主の印象が変わったか」の問いに「変わった」と答えた人は58％と、昨年より10％も増加。その中で77％が「イメージアップした」とプラスに評価し、逆に「イメージダウンした」と答えた人は23％にとどまった。このことから、同店では「ギフトの内容次第で男性にとっては好意的な評価を勝ち取る機会にできる」ととらえる。

　今年のバレンタインデーは日曜日だったが6割以上の女性が上司や同僚など会社関係者に日ごろの感謝の気持ちを伝え、きちんと義理チョコを贈っていることから、「『贈った金額に見合うギフトをしっかりお返ししてほしい』という女性の率直な気持ちが反映されているようだ」と分析。

　「欲しいホワイトデーギフト」では、本命は「レストランでの食事」が昨年同様の1位になり、「ホワイトデーぐらいは外食でちょっとしたぜいたくを味わいたい」女性が多いようだ。さらに2位＝「花」、3位＝「ケーキ」と続き、4位には昨年圏外だった「ネックレス」が急浮上。「スイーツや花、アクセサリーなど、相手の負担にならない程度の手ごろなカジュアルギフトが人気のようだ」としている。一方、義理ではスイーツが1位から5位までを独占しつつも、その内容は昨年よりやや変化している。1位は昨年圏外だった「焼き菓子（ラスク、クッキー）」が入り、定番のクッキー以外にトレンドのラスクという答えも多く、「女性たちのスイーツに対するアンテナが敏感であることが伺える」と推察する。ちなみに、2位には昨年同様チョコレートが入っていた。

　「もらってうれしいホワイトデーギフトのポイント」の問いに、本命からは「気持ちが伝わる」「自分の趣味に合っている」ギフトを希望し、「あくまでも『わたしだけのために選んでほしい』と考えているようだ」としている。義理からは「おいしい」「手ごろな価格」を求めているようで、「実需重視の志向がうかがえる」とまとめた。

　今年のバレンタインの主流となった「女子（友）チョコ」。同店のアンケートでも45％の女性が「女性同士でチョコを贈った（または）もらった」と回答し、「『女子（友）チョコ』のお返しに購入予定のもの」にはチョコレートが1位で、「やはり女性はチョコが好き」という結果に。同店は「バレンタインだけでなくホワイトデーにも女性はチョコを買うことが見込まれ、女性パワーがホワイトデーのチョコレート市場の拡大に一役買うかも」と締めくくる。

　同店では同5日（金）から、本館1階で「ホワイトデーチョコレートブティック」を、正面口では「ホワイトデー特設会場」を設けるほか、本館地下2階フーズフロアではラスクや焼き菓子などを含めたホワイトデーに最適なスイーツをバリエーション豊富に展開する。

プランタン銀座