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食品にはデパ地下ブランドからスイーツに特化したブランドが並ぶ。洋菓子では「東京ばな奈」「フレデリック・カッセル」「キューガーデンスイーツショップ」、フレッシュジュースの「スイーツジュースバー」、日本茶の「伊藤園」が出店。店舗全体として、東京スカイツリー公認ライセンスの東京ソラマチ店オリジナル限定商品を約70種類以上そろえている。売り場面積は約330平方メートル。

グレープストーンが手掛ける「東京ばな奈」では、東京スカイツリータウン限定ブランド「東京ばな奈ツリー」を展開。なじみ深い「東京ばな奈」をショコラ生地で仕立てたヒョウ柄にし、チョコバナナカスタードクリームを包み込んだ『東京ばな奈ツリー チョコバナナ味、「見ぃつけたっ」』（4個入り＝500円、8個入り＝1,050円、12個入り＝1,550円）を販売する。店頭には、グレープストーンの「銀のぶどう」がプロデュースするウエハース専門ブランド「シュガーファース」と、豆乳あられとせんべいの専門ブランド「銀座まめはな」も出店。


パリのショコラティエ、フレデリック・カッセルさんの高級ショコラブランド「フレデリック・カッセル」では、こだわりのビターチョコレートに天使と東京スカイツリーをプリントした、エアメールのようなパッケージ入り「ショコラ　シルエット デュオ」（ビター、ミルク各6枚入り＝1,890円）を東京スカイツリー限定品として販売。焼菓子やチョコレート、パート・ド・フリュイ、マカロンなども取り扱う。




英国王立キュー植物園の「キューガーデンスイーツショップ」では、東京スカイツリーの足元をイメージした三角形のパッケージ入りのドライゼリー「東京スカイツリー フルーツプチゼリー」（6個入り＝368円、15個入り=840円）と、ツリー周辺に茂る桜の葉をかたどった「オリジナルリーフパイ」（6枚入り＝1.050円）を東京スカイツリー限定品として販売。ほかにもクッキーや、冬にはチョコレートも販売する。

「サン・フレッシュ」が手掛ける「スイーツジュースバー」では、旬を迎えた最高級フルーツを使った限定品「究極ジュース」（1杯2,000円、オリジナルタンブラー付き）を販売。現在は、山梨県産「大糖領桃」など完熟した国産白桃を期間限定で扱い、注文を受けてから丸ごと2個分を低速圧縮ジューサーで搾り提供する。完熟宮崎マンゴーや白イチゴなどの季節限定ジュースをはじめとするジュース類、アイスクリームシェイクなど常時30種類以上のメニューを展開。東京スカイツリーをデザインしたオリジナルタンブラー2種類（各735円）も用意する。

「伊藤園」では職人が時間と手間をかけて手作業で作り上げた希少性の高い「手もみ茶」（100グラム＝1万500円）をはじめ、「東京スカイツリーと気球を描いた和紙巻きの缶入り煎茶「スカイツリー缶」（30グラム入り＝525円、40グラム入り＝735円）、東京スカイツリーを3Dで表現した繊細な2色の「東京スカイツリー 干菓子」（840円）、葛飾北斎の作品と東京の名所風景を3Dで表現した「和三盆　北斎」「和三盆 浅草」（各1,050円）、「和三盆 粋」（1,890円）などを東京スカイツリー限定品として販売。各種日本茶や茶器、江戸切り子のグラスなども取り扱う。

東京スカイツリー限定品の中で最も売れたのは、『東京ばな奈ツリー チョコバナナ味、「見ぃつけたっ」』（東京ばな奈ツリー）。次いで、「フルーツプチゼリー」（キューガーデンスイーツショップ）、「ショコラ　シルエット デュオ」（フレデリック・カッセル）が続く。

売れ筋について、同店食品担当の大橋雅昭さんは「スカイツリーに来たと分かるパッケージが、選ぶ際の重要ポイントのようだ」といい、中には「フルーツプチゼリー」を30個購入するなど「まだ来ていない人に配るため1,000円以下のものを大量に買う」「北海道から九州まで地方への配送希望」などの傾向が見られるという。

「東武百貨店東京ソラマチ店では、デパ地下のノウハウを生かして、味とデザインにこだわった東京スカイツリータウン限定のスイーツを豊富に取りそろえている。大切な方への『夢のおすそ分け』として最適のラインアップで来店をお待ちしている」と大橋さん。

初年度の年間売り上げ目標額は12億5000万円。


東武百貨店 東京ソラマチ店