特集/コラム
2012年 百貨店バレンタイン情報
今年も百貨店でバレンタイン商戦が始まる。
かつては男女の愛の誓いの日だったバレンタインデー。「本命チョコ」「義理チョコ」に加え、ここ数年はご褒美の「自分チョコ」、女性同士での「友チョコ」が人気となり、みんなで楽しむイベント的な存在へと様変わりしてきた。各百貨店のバレンタインチョコレート売り場にも国内外のショコラトリーやパティスリーからさまざまなチョコレートをそろえるだけでなく、独自の限定ボックスやコラボ商品、バレンタイン限定特別企画品を登場させるなど、新たな商品を打ち出している。「愛」がテーマのバレンタインにちなみ、チャリティーに協力・参加する商品のほか、フェアトレード商品を取り扱うなどチョコレートを軸とした社会貢献にも取り組む。
東日本大震災や台風災害の影響が色濃く残る今年のバレンタイン。被災地応援・支援商品への積極的な取り組みはもちろん、自分を取り巻く周囲の人たちへの「大切にしたい」「感謝」という思いをチョコレートに託し、相手に「伝える」、一緒に食べるなど「共に過ごす」傾向は例年よりも強くなりそうだ。各店共、好調だった昨年のクリスマス商戦に引き続き、バレンタイン商戦でも「前向きにギフト需要が見込まれるのでは」と予想している。
今年のバレンタインデーは火曜日。ホットな戦いが繰り広げられる各店でのバレンタイン情報を紹介する(随時更新)。
新宿小田急で「バレンタインワールド」始まる−日本素材のチョコ強化
日本橋三越本店で「スイーツコレクション」−「Happy Charm」テーマに96ブランド
京王新宿店のバレンタイン、「みんなで味わう」テーマに最大60ブランド
松屋銀座でバレンタイン・パティオ−「心をつなぐバレンタイン」テーマに400種
大丸東京店で「ショコラプロムナード」−「パーティーショコラ」60ブランド以上
西武池袋本店で「チョコレートパラダイス」−内外102ブランド一堂に
プランタン銀座のバレンタイン−ベルギーチョコから雑貨チョコまで700種
プランタン銀座がバレンタイン意識調査−予算変わらず、絆消費の傾向続く
高島屋の2012年バレンタイン−「日本」をテーマに商品の一部を公開
銀座三越、バレンタイン商品発表−日本初「COCOMAYA」などの限定品が9割占める