特集/コラム
【コラム】2003-12-24
パン・オ・ショコラ、デパ地下めぐり!In 渋谷
2003/12/24
秋から始めた「パン・オ・ショコラ、デパ地下めぐり!」もいよいよ渋谷でほぼ全店制覇。今回は東急東横店だけとなってしまったが、お気に入りをご紹介。
1位★★★
■DEAN&DELUCA(ディーンアンドデルーカ) 「プチ・パンオショコラ」 (1個110円)[サイズ] 約 縦6.5cm×横6cm×高さ5.5cm
[重さ] 約 20g
[取扱店] 東急東横のれん街
「エスカルゴ」とネーミングしたくなるような、小さいパン・オ・ショコラ。焼き込んであるのが見た目からもよく分かるほどで、濃い焼き目はまさしく好み。一口食べるとパリパリを通りこしバリバリと音がするようで食感も申し分なし。バターの香りがあまりしないのに、食べると口の中に焦がしバターのような濃厚な香りと味わいが広がり、まるで焼菓子を食べているみたい。生地とチョコのバランスもちょうど良く、ちっちゃいのに味わいも含め存在感を強くアピールしている。冷凍にも耐えられそうな焼き上がりなので、多めに買い込んで冷凍保存しておいて食べるたびにオーブンで焼きながら、さらなるバリバリッとした食感を味わってみたい!
■ドゥ マゴ 「パン・オ・ショコラ」 (1個170円)
[サイズ] 約 縦8cm×横12cm×高さ5.5cm
[重さ] 約 47g
[取扱店] 東急東横のれん街
今まで見たどのパン・オ・ショコラよりも焼き色が断然薄く、人目を引く。大きさの割に軽いのも驚きだ。一口食べると普通の生地とは違って塩気を感じ、後味も何となくしょっぱさが口に残った。チョコレートの量はパン生地に比べて少なめだが甘いので、塩味の生地とは合うと思う。よく膨らんだパン生地だが、弾力がないからか食べるとペシャンコになってしまい二度と復活してくれないのは残念。しっとりしているのに口溶けが良くないあたりも惜しい気がする。バターの香りは程よく、味わいはあっさり。
■サンジェルマン 「ショコラ」 (1個140円) [サイズ] 約 縦11cm×横8cm×高さ6cm
[重さ] 約 70g
[取扱店] 東急東横店・東急フードショー
チョコレートが表面にたっぷり塗られているので甘そうなビジュアルがインパクト大。パン・オ・ショコラではなくショコラを使ったパンといった趣で、使われているのはチョコレートではなく、「チョココロネ」によく使われているチョコレートクリームである。断面を見ると分かるがトンネルのような形の下の方にたっぷりのチョコクリームが入っていて食べ方に悩みそうだ。パン生地も十分甘く、バターの香りよりチョコクリームの香りの方が強いので好みからは外れる。パン・オ・ショコラを想像して食べると違うので残念に思うかもしれないが、子供も喜びそうなチョコパンとみれば十分おいしいと思う。
渋谷の「パン・オ・ショコラ」の感想 秋に渋谷に登場したDEAN&DELUCA(ディーンアンドデルーカ)のパン・オ・ショコラが本格的な焼き上がりなのに対し、他の店舗はそれぞれ個性は違うものの、私の好みからすれば外れてしまった。多くの人が集う渋谷の土地柄なのか、落ち着いてじっくり味わえるパン・オ・ショコラではなく、誰もが手軽におやつ感覚で食べられるチョコパンタイプが目立った。
「パン・オ・ショコラ」の総評 デパ地下「パン・オ・ショコラ」制覇を果たすことができました。
どこのお店も、特徴ある「パン・オ・ショコラ」を作ろうと努力されていることが、それぞれから伝わってきました。生地に力を入れているお店、チョコに工夫をみせるお店、大きさもチョコの量も様々でした。
どこのお店も、特徴ある「パン・オ・ショコラ」を作ろうと努力されていることが、それぞれから伝わってきました。生地に力を入れているお店、チョコに工夫をみせるお店、大きさもチョコの量も様々でした。
意外だったのは、池袋編で登場する池袋西武内のドンクの「パン・オ・ショコラ」です。こんなことを言っては大変失礼なのですが、大手チェーン店ということであまり期待していませんでした。ところが、生地がとてもおいしく、パリッとしているのに口の中では、サクウーと溶けていくのです。そのお味はいい意味で期待を裏切ってくれました。
もう一店、ホテルオークラの「パン・オ・ショコラ」も掘り出し物的なおいしさでした。いい意味で力の抜けた優しい感じでした。おやつ感覚でいくらでも食べられそうな、万人受けする味にホッとします。
私の理想の「パン・オ・ショコラ」は、バターの風味が生かされた生地にビターチョコが多からず少なからず入り、見た目も層がきれいに立ち上がったものです。この基本形は崩さず、ちょっとした工夫のある「パン・オ・ショコラ」がでてきたらいいな〜と思っています。今、一番食べてみたいのは、チョコがホワイトチョコのものです。私は、まだ見たことないです。ホワイトチョコは、なんとなく"冬"というイメージなので、ぜひこのシーズン中にどこかのパン屋さんに登場して欲しいです。
■moca
墨田区在住の23歳。5年前からパンにハマリ、数々のパンを食べ歩く。デパ地下をはじめコンビニ、路面店とおいしいパンがあると聞けばとりあえず『自分の舌で確かめなくっちゃ!』というくらいパン好き。ハード系のパンが好みで、今一番のお気に入りはタイユバンロブションの「リュスティックノア」。
1位★★★
■DEAN&DELUCA(ディーンアンドデルーカ) 「プチ・パンオショコラ」 (1個110円)[サイズ] 約 縦6.5cm×横6cm×高さ5.5cm
[重さ] 約 20g
[取扱店] 東急東横のれん街
「エスカルゴ」とネーミングしたくなるような、小さいパン・オ・ショコラ。焼き込んであるのが見た目からもよく分かるほどで、濃い焼き目はまさしく好み。一口食べるとパリパリを通りこしバリバリと音がするようで食感も申し分なし。バターの香りがあまりしないのに、食べると口の中に焦がしバターのような濃厚な香りと味わいが広がり、まるで焼菓子を食べているみたい。生地とチョコのバランスもちょうど良く、ちっちゃいのに味わいも含め存在感を強くアピールしている。冷凍にも耐えられそうな焼き上がりなので、多めに買い込んで冷凍保存しておいて食べるたびにオーブンで焼きながら、さらなるバリバリッとした食感を味わってみたい!
■ドゥ マゴ 「パン・オ・ショコラ」 (1個170円)
[サイズ] 約 縦8cm×横12cm×高さ5.5cm
[重さ] 約 47g
[取扱店] 東急東横のれん街
今まで見たどのパン・オ・ショコラよりも焼き色が断然薄く、人目を引く。大きさの割に軽いのも驚きだ。一口食べると普通の生地とは違って塩気を感じ、後味も何となくしょっぱさが口に残った。チョコレートの量はパン生地に比べて少なめだが甘いので、塩味の生地とは合うと思う。よく膨らんだパン生地だが、弾力がないからか食べるとペシャンコになってしまい二度と復活してくれないのは残念。しっとりしているのに口溶けが良くないあたりも惜しい気がする。バターの香りは程よく、味わいはあっさり。
■サンジェルマン 「ショコラ」 (1個140円) [サイズ] 約 縦11cm×横8cm×高さ6cm
[重さ] 約 70g
[取扱店] 東急東横店・東急フードショー
チョコレートが表面にたっぷり塗られているので甘そうなビジュアルがインパクト大。パン・オ・ショコラではなくショコラを使ったパンといった趣で、使われているのはチョコレートではなく、「チョココロネ」によく使われているチョコレートクリームである。断面を見ると分かるがトンネルのような形の下の方にたっぷりのチョコクリームが入っていて食べ方に悩みそうだ。パン生地も十分甘く、バターの香りよりチョコクリームの香りの方が強いので好みからは外れる。パン・オ・ショコラを想像して食べると違うので残念に思うかもしれないが、子供も喜びそうなチョコパンとみれば十分おいしいと思う。
渋谷の「パン・オ・ショコラ」の感想 秋に渋谷に登場したDEAN&DELUCA(ディーンアンドデルーカ)のパン・オ・ショコラが本格的な焼き上がりなのに対し、他の店舗はそれぞれ個性は違うものの、私の好みからすれば外れてしまった。多くの人が集う渋谷の土地柄なのか、落ち着いてじっくり味わえるパン・オ・ショコラではなく、誰もが手軽におやつ感覚で食べられるチョコパンタイプが目立った。
「パン・オ・ショコラ」の総評 デパ地下「パン・オ・ショコラ」制覇を果たすことができました。
どこのお店も、特徴ある「パン・オ・ショコラ」を作ろうと努力されていることが、それぞれから伝わってきました。生地に力を入れているお店、チョコに工夫をみせるお店、大きさもチョコの量も様々でした。
どこのお店も、特徴ある「パン・オ・ショコラ」を作ろうと努力されていることが、それぞれから伝わってきました。生地に力を入れているお店、チョコに工夫をみせるお店、大きさもチョコの量も様々でした。
意外だったのは、池袋編で登場する池袋西武内のドンクの「パン・オ・ショコラ」です。こんなことを言っては大変失礼なのですが、大手チェーン店ということであまり期待していませんでした。ところが、生地がとてもおいしく、パリッとしているのに口の中では、サクウーと溶けていくのです。そのお味はいい意味で期待を裏切ってくれました。
もう一店、ホテルオークラの「パン・オ・ショコラ」も掘り出し物的なおいしさでした。いい意味で力の抜けた優しい感じでした。おやつ感覚でいくらでも食べられそうな、万人受けする味にホッとします。
私の理想の「パン・オ・ショコラ」は、バターの風味が生かされた生地にビターチョコが多からず少なからず入り、見た目も層がきれいに立ち上がったものです。この基本形は崩さず、ちょっとした工夫のある「パン・オ・ショコラ」がでてきたらいいな〜と思っています。今、一番食べてみたいのは、チョコがホワイトチョコのものです。私は、まだ見たことないです。ホワイトチョコは、なんとなく"冬"というイメージなので、ぜひこのシーズン中にどこかのパン屋さんに登場して欲しいです。
■moca
墨田区在住の23歳。5年前からパンにハマリ、数々のパンを食べ歩く。デパ地下をはじめコンビニ、路面店とおいしいパンがあると聞けばとりあえず『自分の舌で確かめなくっちゃ!』というくらいパン好き。ハード系のパンが好みで、今一番のお気に入りはタイユバンロブションの「リュスティックノア」。